来世は悪女

私は刃物で刺され口から血を吐いてしまう

だからって普通こんな考えにはいたらない

こいつは狂ってるだからこんな行動したんだ

？？？は走ってどこかに逃げてしまった

私はきっと今日で終わりなのかもしれない

出血もひどいし

傷も深い

私はきっと助からない

だから私は今自分にできる事をする

青南は目から沢山の涙を溢れだす

私は両耳から真珠のようなピアスを外した

青南が出した物はいつもつけていた綺麗なピン

青南に渡したいものも渡せた

死ぬ前に言いたいことを言う事もできた

本当は病院着くまで生きたかったんだけど

もう、持たなさそう

ごめんね、青南　でもね、これは最後じゃない

だから、信じて待っててね

この時にはもう私は息をしていなかった

そして私は死んでも笑顔を保っていた

それから数時間後

手術室のランプが消え医師達が出てくる

医師険しい表情をしてそう言った

そんな事元から分かりきっていた事だ

それでも私はそれを（死）を受け入れることが出来なかったのだ

私が泣いていると一人の女性が来たのだ

そう言い空音の母は帰ろうとする

空音の母は空音の心配を一切せず帰っていった

何出来ない無力な自分が恥ずかしい

出来ることなら“変わってあげたい”

一方私は…

私は天界（？）へ来ていた

急に意味不明な発言

そんな意味不明な発言に了承する私

その瞬間私の目の前は真っ白に─

次に目を開けると─

気がつくと私は誰かのベットの上にいた

私の視線の先には天ちゃん（天使）がいた

私が勝手に名前をつけたのか動揺する天ちゃん（天使）

今回は天（天使）&空音（転生後）

転生後の空音

天野空音（ｱﾏﾉｿﾗﾈ）

天（ｱﾏﾈ）（天使）