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さくら
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あめ
つぼみ
サキ
待ち時間は終わり、ジェットコースターは私の目の前にあった。
そんな状況で、私は信じられないほど緊張していた。
先程までは何とも無かったというのに、何があったのだろうか。
この緊張は何なのか。
ジェットコースターを恐れているのか、
それとも、くも君と一緒に乗ることに緊張しているのか。
私にしか、わからないはずなのに、
私でも、わからない。
乗ればわかる……
そう思うことにして、私はくも君の隣に乗り込んだ。
彼の隣。それを意識すると、鼓動が更に速まっている気がしなくもない。
どうなのかを確かめられるほど、私は冷静では無かった。
しかし、私の状態など気にせずに、機体はどんどん上昇していく。
あめ
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あめ
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くも
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くも
つぼみ
つぼみ
くも
つぼみ
斜めっていた機体が、横向きになる。
もう頂点まで上がったのだ。
そうわかった時には既に、私たちは前に傾いていた。
サキ
たいよう
あめ
つぼみ
くも
皆、悲鳴を上げながら、このジェットコースターを楽しんでいるのだろう。
だが、その悲鳴は私の意識の外にいた。
今の私には、貴方しか感じ取れない。
高さへの恐怖や緊張なんて、もう忘れていた。
機体が落ちる瞬間、見た貴方の横顔。
なびく黒髪がとても綺麗で、
楽しそうな貴方がとても素敵で、
私は時すら忘れた。
この時間で世界が止まっているような、
この時間が永遠に続くような感覚を確かに感じた。
それでも、私の鼓動は動いていた。
止まった時で動いていた。
鼓動の音だけが、この世界で鳴り響いている。
そんな気分になった。
そして、気付いた。
この鼓動が何なのか。
何故、速まっていくのか。
気付いたのだ。
私は貴方に、、、
くも君に【恋】をしているのだと。