結構グロいかもしれない!!((())) 挿絵とかは無いので、叫び声や描写程度ですが……
一応お友達からのリクエスト(?)です。 不穏です。どうぞ。
『…………。』
「…、…。」
なんかもう、疲れたなぁ…
前は目を抉られ、人には絶対に言えないような事をされた。
気持ちが悪いし、痛いし、苦しかった。
…蠎??阯ゥは、俺が食事を抜かれてぼーっとしてた頃に これを、ずっと受けていたのかな…
蠎??阯ゥは今、寝たきりだ。
寝たきりと言っても、布団だとかそういう物に寝かされ、 立派な施設で治療を受けている訳では無い。
簡単に言うとここは、刑務所みたいなもの。
冷たくて寒い。
そして衛生的にも最悪の場所。
食事も水も与えられない。
化身だからという理由で生きていけるものの、本当に本当にキツイ。
虫も何も居ないんだ。食うものがない。
喉が渇いた、とついアイツらに零した時。
何を飲まされたと思う?
………………………。
思い出すと吐き気がしてくる。本当に、気持ち悪い…ッ
早く、いち早くここを抜け出してやりたい。
あいにく、生きてはいるもののかなり衰弱している為 身体を動かすほどの体力が残っていない。
あぁ、アイツら…元気してるかな。
どうか、もうここに誰も連れて来られませんように。
アイツらは人間だ。そして俺たちは化身。
いつか寿命が尽き、もうここへ来れなくなるだろう。
その時に、出てやる。
絶対にここを出て、帰る。
それが出来ればもう…いっそ、死んでも、いい。
…きっと、ここにいる人間達は「上に命令されたから拷問をしている」という訳ではなく
完全なる"興味"で今までの行為を行っている。
俺の反応を見る度に、薄笑いを浮かべながら何かに 書き込んでいる姿が見受けられた。
表上は化身の研究とかそういった所だろうな…
だから、裁かれない。
上にもきっと「医療の進歩に繋がる」「常識の範囲内で行っている」とか言っているのだろう
そしてさらに辻褄?が合うように実験対象を俺たちにした。
同時期に戦争が起こっていた為だろう。
…これは単なる憶測だ。
本当は違うかもしれない。
そんなことを考えていると、扉を開ける音が聞こえた。
今日も、あの地獄が始まる。
アイツらは、鈍器で俺の頭をなg
____________
「っ……。」
目を覚ますと、俺は壁際に縛られていた。
別室に連れて来られたようだ。
まだ、意識が朦朧として何が行われようとしているのかが分からない。
『よし、初めよっか!』
人間の1人の声がした。次の瞬間__
『あ"あ"あ"ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ、あ"ッ!?』
「ッ!?蠎��阯ゥ…!?」
『ふ"ぅ、ぅ"ぐッ、ぁ"あ"あ"あ"あ"ッ、!』
『ふは、いー反応。じゃあ次はこっちを……』
「お前らッ、蠎��阯ゥに何して…ッ!」
『……何って、見ての通りだよ。』
『あ、目ェ抉ったから分かりづらいのか!ごめんごめん!』
『でも君に知る権利は無いよ?』
『そこでただ、仲間が傷つけられる瞬間を見てるんだな…』
「ッ、くそッ!クソ野郎がッ!」
「この縄解けッ!」
『…解いてもどうせ動けないの、分かってる癖に。』
「ッ…ぐぅ"ッ〜〜……」
『はひゅッ、はッ、はッ、ぅ"……い"ッ……』
『じゃ、再開再開っと……』
『ッぐ、あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!? 』
「やめろッ!ソイツを解放しろッ!」
『う"、はッ"…ッぐぅ…ひッ、やめ、ッ』
『ぅ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!?!?』
『カヒュッ、ヒューッ、ヒュッ、ヒュッ、ヒュッ、はッ、』
「っ…!」
仲間が目の前で傷つけられているのに
動けもしない自分。
色んな場面で助けてくれ、共に歩んできた仲間。
たくさん、たくさん助けて貰った。
なのに俺は、今、動けることも出来ない。
あぁ…俺のせいだ、俺が弱いから……
「ッ、ぐぅ…、ぅ"あ…」
『チ"ッ…ぴーぴーぴーぴーうるせぇんだよッ!』
「ッ!?」
「い"ッ…!」
『おい、コイツの口塞いちまえ。』
『……』
「ッ、……、」
『…化身の中って、こうなってるんだ…ふーん、』
『ぁ"……ぐッ、』
『人間と同じ内臓がある…死なない癖に、ここは同じなんだ。』
『はひゅ、ひゅ、ふ、ぐ、はッ、はッ』
「……、……。」
クソがクソがクソがクソがッ!
クソ野郎共…っ、鬼畜野郎…!
ああ、ああ!なんで!
『じゃ、次は足を……』
『ぐッ、あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!? や、やめッ!やめろッ!』
『ふ、かわいそ。てか、君に拒否権無いよ。』
『ていうか人権も無いに等しいだろ』
『確かに笑』
『あ"、あ"、あし、足が…、』
『どうせ再生するんだろ?ならいーじゃん。』
『ほんっと気色悪ぃな。』
『ッ、ぐぁ"…、ぅ"、』
『あーあと、焼印やろうぜ。』
『いいな、一通りは揃えてるからもう準備はできてる。』
『…!?そんなッ、いやッ!嫌だッ!離せッ!もうやめてくれッ!』
『解放するかよ。もう少し楽しませろよな。』
『嫌だッ、辞めてくれッ、嫌ッ!』
「……ッ、」
言葉すらも発することができない。
ごめん、ごめんね……
きっと、彼は俺を責めるだろう。
……ごめん…ごめん、
『…苦しそうな顔してるね』
そりゃ、そうだろ。親友が目の前で傷つけられて… 俺は何も出来ないんだから…、
『…まぁ、そんな睨まないでよ。ていうかそんなに怖くないし笑』
『むしろかわi』
『おいッ!早く次の道具取ってこい!』
『……はぁ、分かりましたよ。』
「…、………。」
さっきのやつは…俺に…………
………ッ、思い出したくないな…やめておこう。
"実験"はまだまだ続く。
部屋には、血の生臭い匂いが充満していた。
身体を切りつける音と、焼く音。親友の叫び声。
それがただただ、響いていた。
人間なんて、大嫌いだ、
コメント
31件
こういう感じ(?)の物語書けること尊敬でしかない、、親友、、可愛いって言いかけた子は誰なんだろ、、
親友…ということはバリバリ仲が良いから、長新…?それとも東神、広岡かなぁ…うぉぉぉ考えさせられるぅぅ!!(( あと、コメント遅くなりました!すみません!
初見じゃないです!! 最高ですありがとうございます