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しあ
しあ
しあ
しあ
しあ
しばらく歩いていると、左の時計塔が見えてきた。 ナイコ・フランボワーズは未だについてくる。
感じのつもりなのだろうか。 具体的に話していなかったが僕は現在10歳 学園に入学するのは13歳だ。
ほとけ
ほとけ
ないこ
ないこは、そう言うと不敵の笑みを浮かべた。ダメだ。あれだ。 もう既に僕は悪役として信仰している。 ステラフィアは、既に終わっているんだ。
ほとけ
この物語が始まるのはあと3年後の筈なのに既にフラグは立てられていたことを僕は察した。
沈黙は最大の承諾であり。 認めているという事。 それだけは避けたい。
ほとけ
僕は胸元に手を当て口角を微々上げた。 目を細め首を傾げ見つめてみる。
敵は徹底的にぶっ潰す。 たしかホトケ・ステラフィアのファンブックのプロフィールにそう座右の銘が記載されていたはずだ。 僕は出来るだけそれに乗っ取ろうと思った。
どんな悪役であっても生きているのだから、存在を否定されることはいけないし、転生という行為でホトケ・ステラフィアの記憶はあるものの本物の人格は消えている。
きっと帰ってくることは無いのだろう。
ほとけ
しばらく固まっていたので顔を覗き込んだ。 執事が着きましたよ。 と大声で言う。何ともつかえないやつだ。 こう言うのは雰囲気が大事であるし。 奴隷商に行くのだからもう少し隠密にして欲しいものである。
ほとけ
僕はそう言って怪しげな家の形をした商会へと一歩踏み出した。
本当に普通の家にしか見えない。 階段の奥へと進めば1人の不思議な目つきの少女……? いや少年なのだろうか。
だが、僕よりも一回り小さいことは確かだった。 そうして進んでいると道は開け魔法石で照らされた何とも言えない。 オペラハウスのような
そんな場所に。
不愉快だ。 獣人やらエルフだが何ら知らないがどんどん高値で落札されていく。 隣にいる専属執事と名乗る子爵は、胸のでかい女性がやってくる度に気色悪い反応を見せる。
他人の性癖など知らんこっちゃないが隣でやられると普通に不快である。
ほとけ
ホトケも革命時これを肯定していたとファンブックに記載されていた。ホトケ・ステラフィアもどうかと思うが、古い文化であり貴族の嗜みであるこの行為はきっと、ホトケ・ステラフィアにとって
常識的で普通の事だったのだろう。 確かに、革命は理不尽に痛めつけられたり、偉い人間の意見に納得できなかったり。より、他人を豊かにしたいという個々の正義感により行われる。
なんとも言えないが、もし僕が前世の記憶がなかったのなら気色が悪いとも思わず普通にどれを購入していただろう。
オークションの人
オークションの人
オークションの人
周りが一気にピリついた。 あんなに盛りあがっていたのに今日の本題はこの子だったらしい。 さっきオークションに入った時すれ違った。気がする。
てか、この世界種族とかごちゃごちゃ過ぎでしょ。全然頭に入ってこねぇよ。
でもこの子見たことある。 原作でも名前は明かされない5大英雄の1人 ローズ。 偽名で登場した、たった一人の種族の生き残り。
設定にも当てはまるコイツは。 ゲームの主要キャラクター。
オークションの人
人
オークションの人
どんどん加速していくオークション。 まだ時間はあるはず。 主要キャラクターである。 ローズは。 たしか、このオークションで引き取られ体罰や、性処理等の過激なことをさせられているた。という事になっていた気がする。
人
オークションの人
人
オークションの人
人
ほとけ
オークションの人
人
僕は静かに手を挙げた。 確かお小遣いの中に2兆ダイスは、あったとポケットのメモに記載されている。 なんて便利なんだ。 ホトケ・ステラフィア。 人格破綻者だと言われたが意外とキチンとしている。
オークションの人