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ギィィィィィ…
軋んだドアが奇妙な音をたてて 開く。
松野カラ松
松野一松
松野おそ松
ガスッ
鈍い、重い音。振り返ると拳で カラ松を殴った兄さんがいた。
松野おそ松
兄さんは殴った方の拳をぷらぷら させながら呟いた。
兄さんの拳は…赤く腫れていた。 痛々しく、見てるこっちが痛くなる。
松野おそ松
兄さんは口笛を吹きながら余裕そうに 言った。
でも僕はまだ恐怖を抱いていた。
さっき、殴られたカラ松が逃がさんぞ と言わんばかりに睨み付けてきた事
そして、唇を噛んで血をポタポタと流し わざとらしく倒れた事
実は、カラ松はまだ気絶していない という事
カラ松のポッケの膨らみからして スタンガンを隠し持っていると言う事
カラ松の目が、僕の恐怖心を更に 掻き立てる。
この先、僕はどうなってしまうの…?
❤300で続きます