たくと
また手紙が入ってる…
たくとは現在一人暮らし中…
そして毎日赤い封筒の手紙が送られてくる。
たくと
前に住んでた人にかな??
たくと
まぁいいや。ほっとこ。
ピンポーン♪
配達員
お手紙でーす
たくと
あの…すいません。
たくと
多分それ前に住んでた人への手紙だと思うんですけど。
配達員
いえ。そんなことはありませんよ??
配達員
ちゃんと〇〇たくとさんへって書いてあります。
たくと
え…??
たくと
あ。
たくと
(確かに僕の名前が書いていた)
配達員
ではどうぞ。
たくと
あ。はい。
たくと
ありがとうございます。
配達員
いえいえ。
ガチャ…
たくと
・・・
たくと
読んでみようかな…
たくとは手紙を開けた…
たくと
え…??
そこには…
『僕は君の家を知っている』
たくと
誰だろう…
たくと
知らない人だったら怖いな…
翌日…
配達員
こんにちは
配達員
こちらどうぞ
たくと
また…
たくと
ありがとう…ございます。
配達員
では
また手紙を開ける…
たくと
は…??
『君の髪の毛が欲しい』
たくと
髪の毛…??
たくと
気持ち悪…
次の朝…
配達員
お手紙です~
たくと
あの…もう手紙渡さないで貰ってもいいですか。
配達員
どうしてです??
たくと
その手紙…不気味なんですよ。
配達員
不気味…??
配達員
でもこれは仕事なので
そう言って僕に手紙を渡し帰っていった…
たくと
どうしよう…
たくと
もう見たくないな…
たくと
でも見ないとなんかありそう…
手紙をゆっくり開ける…
たくと
え…
『髪の毛くれなかったね。』
『悲しかったから仕返しだよ。』
『君のお母さんの指をあげる。』