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担任
担任
彩音
つまんないなぁ。
もっと面白いことしたい。
例えば___
___魔法
とか?
____ん
魔法を使えたら面白そう。
箒で飛んだりもしてみたい。
__音さん
炎、氷とかも操ってみたい。
いるのかな?
彩音さん
……叶ったらなぁ
彩音さん!
彩音
担任
彩音
担任
葵
葵
__まただ
また授業に集中できなかった__
いつになったら直せるんだろう
使えたらなぁ
魔法。。
葵
葵
彩音
葵
彩音
葵
彩音
葵はいつも共感してくれるよね。
嬉しいよ。
でも
それが葵の本音なのかな?
葵
葵
彩音のためなら、何でもするのに……
きっと神様は知っていたんだね。
過ちをもう犯さぬように。
だって。そうじゃなきゃおかしいもの。
___
願えば叶う。
___
___
___
___
___
__またね。
___
彩音
新しい朝。
目を閉じて開けば、太陽はいつの間にか登っている。
なんだか不思議な夢を見たなぁ。
彩音
彩音
……
不思議な夢だったな。
あれは誰なんだろうか。
どこかで見た事のあるような気がする。
彩音
彩花
彩花
彩花
彩音
彩花
彩音
彩花
彩音
彩音
彩花
彩音
彩花
彩花
彩音
彩音
彩音
彩花
彩音
彩音
本当なら、いつもみたいに休みたい。
でも、我儘言ってられないからな。
コツ、コツ、コツ……
私のツインテールが風でなびく。
色んな人の視線がこちらへ向く。
この視線が、痛くて怖い。
なんでだろう。
分からないけど、怖いんだ。
早く教室に行こっと……
彩音
……怖いよ、お母さん
ガラガラガラ
彩音
葵
彩音
優衣
普段は優衣ちゃんと話した事なかったな。
……
話してみよう。
彩音
優衣
彩音
彩音
優衣
優衣
彩音
彩音
優衣
優衣
初めて。
優しくされたのなんて。
普段、誰も話しかけてくれないから。
でも、理由なんて知ってる
暗いから。
ずっと下を向いてるから。
いつも切っていない前髪は
彩音ちゃんと話した時だけ
舞い上がって、 鮮やかな教室が見えた。
担任
担任
彩音
ボーーッ
今日も考える。
魔法 について。
炎、氷……
あとは毒かな?
水もあるな
あと風かな、?
……
魔法、使いたいなあ。
その願い、叶えて差し上げましょー!
彩音
彩音
担任
彩音
担任
担任
葵
葵
葵
彩音
あれ?
ここ、どこ?
誰、なの?この人達は……
知らない人ばっかり。
彩音
さぁ。おいで。
私が助けてあげる。
彩音
保証はするよ。
彩音
彩音
怖い?
彩音
なら、もう怖いと感じさせない。
さぁ
おいで?
彩音
彩音
気持ち悪い?
ごめん、少しだけ耐えてね。
彩音
彩音
……
さぁ
叶えてあげるの。君の願いを。
……ガタン、ゴトン……
彩音
彩音
彩音
彩音
彩音
葵はいないの。
彩音
さぁ、魔法塔で降りるのだ。
次は~魔法塔~♪魔法塔~♪
降りるのだ。
そこに君の答えが待ってるのだ。
彩音
キィィィィ……
彩音
彩音
気にしない。とにかく前に進むのだ。
彩音
コツ、コツ、コツ
彩音
___
彩音
___
___
君なのだ。
___
___
彩音
彩音
___
___