______、、、
________ぃ、、、
_____なさい、、、
初兎
何に、謝っているのだろう。
いつも冷静に頑張ってくれて、でも陰で泣きつづける1番か。
寝れなくて、傷ついて、壊れていく相方の2番か。
責任を気負って体調の治らないリーダーの4番か。
最年長という基盤を背負って、自分を責め続ける6番か。
初兎
それとも、
僕が壊してしまった5番の彼か。
初兎
バサッ、、、ガタッ、、、!
初兎
初兎
バサッ、
初兎
何やってんやろ、僕。
彼が壊れてしまったのは僕のせい。
僕が止めんかったから。
脱退も、
薬も。
お母さんは、病気やった。
でもお母さんは強かった。
治ったら、じゃない。
これからじゃなくて、今。
今、何をしたいか、強く語る人やった。
治らん、て、心ん中では、わかっとったんよ。
クラスメイト
初兎
クラスメイト
初兎
わかってるんやって。
クラスメイト
わかってる、やから、、、
初兎
クラスメイト
やから、
初兎
初兎
初兎
気づいたら僕は、クラスメイトの胸ぐらを掴んでどなっていた。
クラスメイト
初兎
初兎
先生
僕はクラスメイトから引き剥がされた。
クラスメイト
彼は明確にこちらを睨んでいた。
担任の先生
担任の先生
初兎
担任の先生は心理学部の出身で、話を聞いてくれた。
初兎
担任の先生
初兎
初兎
初兎
初兎
担任の先生
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
担任の先生
あとは、何を話したんか覚えてへんけど。
ただ、
この後に来たお父さんの視線は、
冷え切っていて、冷たかった。
それから、お母さんは亡くなった。
距離の分からない父と、僕。
一緒にいることはほとんどなかった。
先生の気遣いからか、停学にすらならなかった。
しかし、1週間以上学校には行くことができなくて。
呆れたお父さんに無理矢理に引っ張り出された。
感情というものをなくした僕は、半年くらいカウンセリング室に通った。
ガンッ
クラスメイト
やっとの思いでクラスに戻ってすぐ、そう言われた。
初兎
クラスメイト
ドゴッ
初兎
その場に崩れ落ちた僕。
クラスメイト
暴力を振るわれ続けた僕の記憶は、もうない。
覚えているのは、ロッカーの前に倒れた感覚だった。
初兎
初兎
初兎
初兎
あぁ、そうだ。
初兎
ずっと、辞めてたんやって。
我慢、してたんやって。
プチップチッ、、、
無機質で、乾いた音。
僕が、、、大好きな音。
初兎
初兎
あの時から、いじめを受けるようになった。
お父さんにも、相談せんかったんや。
初兎
まだ僕は、いむくんよりも、まろちゃんよりも、辛くない。
これで、寝れるから。
初兎
そして僕は、“それ”を大量に飲み込んだ。
???-朝、、、?-
初兎
初兎
少しずつ、意識がはっきりしてきた。
初兎
なんで布団に、、、?
ゆっくりと体を起こす。
初兎
まだ、しんどい。
起きるだけで目眩がする。
ガチャ
初兎
なんで、、、?
初兎
ここにいるはず、ないやん、な?
クラスメイト
クラスメイト
初兎
クラスメイト
クラスメイト
初兎
クラスメイト
クラスメイト
メンバーを壊したんだろ?w
初兎
クラスメイト
クラスメイト
初兎
初兎
クラスメイト
今、なんて、、、?
初兎
体が震える。
息が浅くなって、過呼吸になりかける。
クラスメイト
初兎
クラスメイト
いむくんが、死んだ、、、?
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
初兎
クラスメイト
お前のせいだろ?w
初兎
クラスメイト
クラスメイト
初兎
クラスメイト
首を、締められる。
お前のせいだ、そう言われながら、、、
あぁ、僕、死ぬんやなぁ、、、
初兎
いむくん。
クラスメイト
クラスメイト
目の前に、鏡がある。
クラスメイト
この先に、いむくんがいるんだ。
そう思って、僕はその鏡を、
割った。
初兎
初兎
痛い、痛い。
割れた破片が刺さる。
ほとけ
あれは、、、
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ドンッ
初兎
ガタッ、、、
何もないはずなのに、音を立てて倒れる。
初兎
ほとけ
ほとけ
りうら
ないこ
そこには、ボロボロになって痩せたりうちゃんと、 腕や足、至る所が切り傷だらけで血まみれのないちゃんがいた。
ほとけ
初兎
If
悠佑
薬の瓶を持ってあざだらけのまろちゃんに、目に光のない悠くん。
ほとけ
初兎
ほとけ
お前のせいで、、、
ほとけ
初兎
僕と一緒に、、、
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎っ!
初兎
初兎
初兎
急に意識がはっきりして1番に、息苦しさを感じた。
目が開けられない。
初兎、、、!
初兎
怖い、怖いっ、、、!
初兎
ゆっくりでいい、落ち着いて呼吸するんや。
初兎
初兎
初兎
、、、初兎。
俺の声がわかるか?
目の前に感じる温かさ。
ゆっくり、目を開ける。
目の前にいたのは、
初兎
悠佑
起きあがろうとした。
初兎
突如走る、痛み。
よく見ると、手から血が出ており、体も痛かった。
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
そう言って苦笑いする彼。
そこで僕は意識を失う前のことを思い出した。
初兎
悠佑
しばらくの沈黙。
僕は夢を見ながら暴れていたらしい。
それで怪我をした、ということだろうか。
体が痛いのは暴れた以外に、倒れた時ぶつけたのもあるだろう。
悠佑
悠佑
初兎
悠佑
悠佑
初兎
初兎
悠佑
ないこ
そこには、なぜか人の家のソファーで寝ているリーダーがいた。
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
初兎
ないこ
悠佑
そういうと悠くんはないちゃんのおでこに手を当てた。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
初兎
熱、あるん、、、?
また、、、?
”ないちゃん“は精神を壊して入院。
夢であいつが言っていたことを思い出す。
”悠くん“はみんなの看病をして感情を失った。
お前のせいだろ?w
、、、僕が、みんなを壊した?
初兎
、、、楽に、なりたい。
初兎
タッタッタッ、、、
悠佑
ないこ
初兎
プチップチップチップチッ、、、
何も考えずに薬を出していく。
ただ、僕のせいだと呟いていた。
初兎
そのまま薬を飲み込んだ。
、、、はずやった。
カラカラカラ、、、
薬は、手から離れて、床を転がる。
水の入ったペットボトルは倒れて、そこから水がこぼれている。
初兎
きっと、悠くんが止めたんだろう。
止められるのは今、悠くんしかいない。
嫌、だ。
初兎
ないこ
ガタッ、、、
悠佑
初兎
ないこ
ないこ
ないこ
悠佑
床に倒れる前に、悠くんが支えた。
そのままベッドに降ろす。
悠佑
初兎
また、僕、、、
悠佑
初兎
悠佑
悠佑
初兎
初兎
突然悠くんが床に崩れ落ちた。
悠佑
初兎
悠佑
初兎
急に悠くんに抱きしめられた。
悠佑
悠佑
初兎
あったかい、なぁ、、、w
このまま、ずっと、、、
初兎
悠佑
初兎
初兎
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
初兎
初兎
約束できんなぁ、、、
ごめんな?悠くん。
この後僕が彼に会うんは、
まだ、先の話。
コメント
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神ィィィイ
続き待ってまーす