俺はいつもお前を追いかけていた
走って
走って
走り続けた
だけど到底追いつけなくて
それでも君は僕を待っていて
山下琉夏
清水晴斗
清水晴斗
山下琉夏
清水晴斗
清水晴斗
山下琉夏
ある日、とてつもなく嫌気を感じていた
何もかも嫌になった
だから、そのイライラをなぜか琉夏に向けてしまった。
山下琉夏
そんな琉夏のことなんて無視して、俺は琉夏の反対方向へと走っていった
それでも琉夏はずっと追いかけてきた
山下琉夏
清水晴斗
俺は近くにあった横断歩道を渡りきって、その場で止まった
山下琉夏
その声が聞こえた瞬間俺は後ろを振り返り
清水晴斗
そういい、琉夏を突き飛ばした
ガシャンッ…
清水晴斗
清水晴斗
清水晴斗
そう言いながら琉夏の方へ行き駆け寄った
琉夏は血だらけだった
横断歩道へ突き飛ばされました琉夏は、通ろうとした車と衝突をしたようだった
俺は琉夏の名前をただ呼んでることしかできなかった。
ただ一度も返事は返してくれなかった
そこからは記憶がないのだが、琉夏は救急車で病院へ運ばれたそうだ。
俺は警察に事情聴取を受けさせられ、少年院へ入ることが決まった
数年後
刑務官
清水晴斗
刑務官
刑務官
清水晴斗
刑務官
清水晴斗
刑務官
清水晴斗
刑務官
刑務官
清水晴斗
そうして刑務官は後ろを振り返って施設へと戻ってしまった。
清水晴斗
ガチャ
清水晴斗
山下琉夏
山下琉夏
ギュッ
清水晴斗
山下琉夏
山下琉夏
山下琉夏
清水晴斗
山下琉夏
あぁ、現実であって欲しかったな…。
これが夢だったら…、
ずっとお前といられたのに。
清水晴斗
清水晴斗
山下琉夏
山下琉夏
ギュッ
このままずっと抱きしめて居たかった。
この温もりを忘れたくなかった。
清水晴斗
清水晴斗
清水晴斗
この世にはいないのにな…
琉夏は事故にあってから手術を行い成功したらしいが、意識不明の重体を負っていた。
そして、その数日後死んだ。
山下琉夏
清水晴斗
夢からは覚めたくない。ただ、今はそう思ってる。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!