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りお

…ん、、、

あの甘い香りで目が覚めた

りお

…え、謙杜、くん、。

私は謙杜くんに抱きしめられながら 眠っていたみたいだった

(後ろからぎゅっと! 伝われ〜‼︎)

りお

今何時だろう…、

そんな事を気にしていたら

ぎゅっ…

更に強く抱きしめられた

りお

謙杜…くん、

謙杜

…、

謙杜くんはまだ目覚めなかった

りお

(安心出来るな…。)

この香りとこの温もり

ずっとこのままがいいなぁなんて

思ってしまった自分もいた

謙杜

…ん、

謙杜

んー、。

私は反射的に寝たふりをした

謙杜

…りお?

りお

ちゅっ…

りお

(っ…!?、//)

謙杜

…りお、起きてー

りお

…え、あ、

りお

うん、

とりあえず落ち着こうって

それだけを思った

謙杜

…今3限目の途中や、

謙杜

寝過ごしてまったね笑

りお

ね、

りお

どうしよう怒られるな…。

謙杜

大丈夫

謙杜

大ちゃんやし、

謙杜

今日はしゃあないやん、?

りお

…うん、

りお

そうだね、。

謙杜

もう終わるし戻ろっか

りお

うん

西畑

お、寝過ごし組

謙杜

ほんまに寝過ごした笑

謙杜

許してよっ

西畑

…許す、☺️

謙杜

ほんまっ?

りお

よかった、

西畑

次からはちゃんと受けろよー?

謙杜

はーい

謙杜

セーフ笑

謙杜

早く戻ろっ☺️

りお

うん、笑☺️

西畑

ちょ、おい…

西畑

…あいつ、笑

ー1時間前ー

西畑

…りお、謙杜ー?

西畑

西畑

っ…

りお

謙杜

2人仲良く寝ているところを見つけた

もう2限目は始まっていたけど

起こそうとは思えなかった

西畑

…謙杜やるやん、笑

西畑

頑張れよ、

そうして屋上は後にした

駿佑

…あ、りお

駿佑

どこ行っとったん?

りお

え、あ、ちょっと屋上に…

駿佑

…、

駿佑

謙杜と?

謙杜

おう😊

駿佑

(チッ…)

駿佑

ふ〜ん

駿佑

…あ、今日さ

駿佑

2人で遊ばへん?

りお

えっ?

駿佑

放課後

駿佑

…何か予定あったら全然ええねんけど、

謙杜

でも………

りお

…ううん、!

りお

特にないし大丈夫だよっ

駿佑

ほんま!?

駿佑

よっしゃ☺️

駿佑

じゃあ今日一緒に帰ろ?

りお

いいよ!

駿佑

約束な〜☺️

りお

うん☺️

また止められへんかったなぁ、。

謙杜

(もう嫌や、。)

放課後

駿佑

ねぇぶっちゃけさ

駿くんは突然そう話し始めた

りお

…ん?

駿佑

和也の事好きやった?

駿佑

…やろ?

りお

りお

うん、好きだった。

駿佑

まだ好きなん?

りお

…そりゃそうだよ、

りお

まだ想い残ってるし、

りお

伝えられなかったし、。

駿佑

…そっか、

りお

事務所も辞めちゃったんだよね、

りお

もう会えないのかな…。

駿佑

俺じゃダメなん?

りお

…え?

駿佑

謙杜も和也もりおの事好きやけど、

駿佑

俺は2人よりりおの事幸せに出来る自信ある

りお

急に言われても…、//

駿佑

やんな、ごめん。

りお

ううん、でも

りお

駿くんは頼りになるし、

りお

いいお友達だと思ってるよ☺️

駿佑

…そっか、☺️

駿佑

ありがとう…。

もう俺に可能性がないみたいな、

その言い方。

もう涙が出そうだった

泣きたくなった

悔しかった

駿佑

…ごめん、また明日

りお

…あ、うん、。

りお

また…。

そう言って去って行った

りお

私…

りお

何かしちゃったかな、。

りお

(和くん…)

りお

(和くんに会いたい、。)

こんなに男の子を求めている

それが自分らしくなくて

意味もなく

ただふらふらと街を歩く

りお

…ねぇ君

りお

…え、

可愛いね

何歳?

高校生?

りお

え…、。

怯えないでよ笑

悪くはしないからさ

俺に着いてきて?

りお

…、

会った事もない男に手を引かれて

歩き出した

素直じゃん

…逃げないでね

ただ頭の中がぼーっとして

気分はふわふわしている

頭は、少し痛い。

りお

…どこ…行くんですか、?

…もう着いたよ

りお

ここ…どこ…

ここはここ

看板見えない?

りお

…、

重たい頭を上げるとそこは

ラブホだった

りお

え…

りお

嫌です…、

今さら?

ここまで黙って着いてきたじゃん

もう遅いよ☺️

りお

無理です…

りお

離して、!

最後に力を振り絞って

手を引いた

私はその勢いで後ろに倒れた

りお

痛…

な、なんだよ

自業自得だろ

…とりあえず早く入るぞ

りお

嫌です…

早く

流星

…あの子、

流星

大丈夫かな、?

謙杜

…ん?

流星

あんなところの前でさ

謙杜

…、?

流星

危ないんじゃ………

謙杜は慌てた様子で

その女の子に向かって走った

流星

ちょ、謙杜!?

早く立てよ

りお

やめてください…!

とにかく頭が痛い

視界もぼやけて

耳も聞こえなく……

「何しとるん?」

聞き覚えのある声だ

誰やねんお前

「それはこっちのセリフや」

「俺の彼女から離れろ」

は、?

チッ

男いたのかよ…

流星

…君大丈夫、?

りお

え…

りお

流星…くん…、?

謙杜

…りお、

謙杜

大丈夫?、

りお

なんで謙杜くんが…、。

謙杜

立てる?、

私の手を優しく握って

背中をさすりながらそう言ってくれた

りお

大丈夫だよ、☺️

りお

助けてくれてありがとう…

謙杜

流星

ほんまに大丈夫、?

流星

何か体調悪そうやない、?

りお

謙杜くんは私のおでこに手をやった

謙杜

あっつ…

謙杜

熱あるやん、

流星

風邪ちゃう?

流星

最近流行っとるし…

謙杜

分からへん、。

謙杜

…りお、

謙杜

背中乗って

りお

…え、大丈夫だよ、。

りお

重たいから…、

謙杜

そんな事言うとる場合ちゃうやろ…

流星

そうや…。

謙杜

早く乗って

りお

…うん、

謙杜

全然軽いやん

りお

…//

流星

とりあえず謙杜ん家行こーや

流星

近いし、

謙杜

そうやな、

りおをおぶって

家へ向かった

謙杜くんの背中は温かくて

やっぱりあの甘い良い香りがして

落ち着けた

みんなと違う私にも…

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