『悔しい』という気持ちのそれぞれの表現
文次郎【バスケ部】の場合
⚠️実際どんな感じなのかは分からないので、主の想像で書いてます。
決勝戦
ピッピッピーーーッ
文次郎
『…負けか、』
文次郎
文次郎
点差はたったの1点だった。
文次郎
今までの練習が蘇る。
文次郎
文次郎
文次郎
文次郎
文次郎
文次郎
『おい!責任感じるなよ!!』
文次郎
『文次郎ッ…』
自分の責任だと感じて、 声を大にして俺は泣いた。
仙蔵【陸上部】の場合
仙蔵
仙蔵
なのにーーー
仙蔵
足の痛みが突如襲う
仙蔵
仙蔵
パンッ!!!
仙蔵
私の視界には、
1位でゴールした人の姿が映っていた。
仙蔵
私は無言で走り抜けた。
仙蔵
『仙蔵、惜しかったな…』
『でもよくやったよ!!』
仙蔵
私は仲間に、 顔を上げることが出来なかった。
小平太【バレー部】の場合
準決勝
小平太
小平太
バシンッ!!
小平太
バンッ!!
小平太
ブロックされてしまった。
小平太
小平太
小平太
ピッピッピーーーッ
小平太
小平太
『な、なんで…』
小平太
小平太
点数表を見て、私は確信した。
"負けた"と…。
小平太
『悔しいっ…!!』
小平太
小平太
『部長…』
小平太
小平太
『…でも部長は』
小平太
小平太
小平太
小平太
『あ、部長ッ…!』
小平太
小平太
小平太
小平太
小平太
こんな顔、後輩のヤツらに… 見せられるはずもなかった。
長次【バドミントン部】の場合
決勝戦
長次
長次
相手のサーブが来る。
長次
パシッ!!
長次
何とかラリーに持ち越せた。
長次
長次
私は相手にスマッシュを打った。
長次
パシッ
長次
そしてーーー
ピーッ
長次
入ってしまった。
長次
『長次…』
長次
長次
長次
『…お前、本当に大人だな。』
長次
『…そうだな。』
『じゃあ、ほら』
長次
長次
『…だってお前、』
『泣いてるからさ。』
長次
『…今くらいは、大人ぶんなくてもいいと思うぞ。』
長次
心のどこかでは分かっていたのだ。 すごく悔しい…と。
留三郎【水泳部】の場合
世界大会をかけた試合
留三郎
ラストをかける。
留三郎
留三郎
俺は無我夢中で泳ぎ続けた。
留三郎
留三郎
そしてーーー
留三郎
壁に手を付き水から顔を出す。
留三郎
留三郎
…と手を挙げようとしたその隣で、
『っしゃぁぁぁあ!!』
留三郎
泣きながら喜んでいる他校の生徒の姿が あった。
留三郎
留三郎
留三郎
留三郎
『…留三郎、』
留三郎
留三郎
『…ッ』
留三郎
『うぁぁぁぁぁあん泣』
そいつは泣き崩れた。
留三郎
『先輩ッ…先輩ッ…』
『…一緒にッ…』
『…世界の舞台に…行って欲しかったッ…』
留三郎
留三郎
『…なんで謝るんですかッ…』
『…先輩はッ…本当に素晴らしい泳ぎを見せてくださいました…』
『だからッ…その姿を…世界中の人にッ…』
留三郎
留三郎
俺は涙声になりながら、 その後輩を優しく抱きしめた。
伊作【吹奏楽部】の場合
吹奏楽コンクール関西大会 【コンサートホール】
〜〜♪
伊作
僕は最後のクライマックスのクレッシェンドをかける
そしてーー
(拍手)
伊作
伊作
伊作
『続いて、プログラム32番』
『兵庫県代表、月忍学園ーー』
伊作
『ゴールド金賞』
伊作
伊作
伊作
『…やったね伊作くん!!』
伊作
金賞を取れたのがすごく嬉しかった。
でもーーー
『それでは、全国大会に出場する代表を発表します。』
伊作
『…プログラム31番、暁月学園』
伊作
『…嘘でしょ』
『…ダメ金?』
伊作
伊作
『…うぅッ…』
伊作
伊作
伊作
伊作
伊作
『い、伊作くん!!』
僕は走り出した。
ロビー
伊作
伊作
伊作
伊作
伊作
伊作
伊作
壁に拳を突き、
俯いたまま泣き崩れた。
顔を上げることなんて、 出来るはずはなかった。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
2件
僕 元バスケ部です! 実際 学総でありました〜…! 1点差はなかったですけど2点差はありました… でも想像で自分が体験したかのように見せれるの凄いです!!!