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施設の生活には懲り懲りだ
だから抜け出したと言っても過言ではない
俺はなんで、こう、愛されないんだろう
家でも、施設でも、学校でも。
こんな世界、いやだな…
そう思っているときだった
ないこくん
ないこくん
りうら
目の前に立たれたから、殴られると思った俺は、恐怖でいっぱいだった
ないこくん
ないこくん
りうら
小さい声でそう言った
ないこくん
初めて言われた
『いい名前』なんて
嫌いでしかたなかったこの名前を、この人は誉めてくれた
ないこくん
座ってた俺の隣にないこさんも座って聞いた
りうら
ないこくん
ないこくん
りうら
ないこくん
りうら
ないこくん
この時は住む場所がなかったから了承した
けど、本当にこの人を信じていいのだろうか
そう思いながらついて行った
ぬっっし
ぬっっし