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あっちそっちﾋﾞっちです
あっちそっちﾋﾞっちです
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まさかうみにゃがそんな感情を抱いてるとは思ってなかったけど
その時は、ただ嬉しい気持ちでいっぱいで、すぐにOKした
俺は単純だから
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今日も部屋の前に立つ
必ず聞こえてくる"DD"というある男の名前
最初のうちはなんともなかった
でも日が過ぎるうちに、変わっていくうみにゃの声色に
どこか違和感を覚えた
答えはすぐそこにあるのに
俺は鈍感だから、何も分からなかった
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これはただの独り言。 本人には言えない
ガチャ
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いつからだろ、「待って」すら言えなくなったのは
久しぶりにする会話がこれか
うみにゃのことを考えるたびに気が重くなる。
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声がした方をみると、うみにゃと…
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俺には遊んでるだけのように見えた
友達なんだし、ショッピングモールに来て遊ぶこともあるだろうと思った
でも、どるぴんは俺とは違うことを言った。
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あれ、なんで泣いてんだろ
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分かってた
分かってたけど、知らないフリした
受け入れたくなかった
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どるぴんは優しいなって、その時ふと思った
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ギュッ
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素直に言えなかった"待って"が、どるぴんになら言えた
さっきまでのことがどうでも良いくらい落ち着く
すごくあったかい
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いつの間にかどるぴんの優しさに惹かれた俺は、その言葉を聞いて、泣きそうなくらい嬉しかった
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どるぴんは笑ってくれた
今は全てが、心地良かった
コメント
3件
続き見てみたいかも
いい話だなぁ…(悶死)
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