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夜9時過ぎ
鏡の間を通じて行くことが出来るオクタヴィネル寮
ハーツラビュル寮やサバナクロー寮とはまた違った雰囲気。
閉店時間を過ぎていて、人は私以外誰もいなかった
コツコツと店内に足音が響く
すると…
~
突然何者かに、肩に手を置かれ驚く
フロイド
フロイド
シー…っとフロイドは人差し指を私の口にあてる
少し状況の整理がつかなかった
いや…だいぶ
フロイド
フロイド
フロイドのことを見上げながら喋るのに次第に首が疲れる
フロイド
と、フロイド鼻歌を歌いながら大股で歩き始める
脚が長い…
~オクタヴィネル寮 VIPルーム~
フロイド
フロイドはドカッと長い足でドアを開け、機嫌良く部屋に入って行く
アズール
ジェイド
金庫の前の席に座りながらフロイドを注意するアズールと、それを困った様子で…いや、困っていないかもしれないジェイド
フロイド
突然機嫌を損ねたかのように行儀悪く椅子に座るフロイド
アズール
アズール
ジェイド
アズール
アズール
と、アズールは金色に輝く契約書を私の前に差し出した
アズール
アズール
クイッと眼鏡を上げながらアズールはそう言う
アズール
スカートを握りしめながら私はそう言った
アズール
アズール
アズール
アズール
アズール
アズール
するとアズールは突然表情を変え
アズール
アズール
フロイド
そう言ってフロイドはケラケラ笑う
アズール
私は少し考え込み
アズール
アズール
アズールは私を急かす
するとサインした途端紙が丸まり、アズールの手元に行く
アズール
アズール
フロイド
ジェイド
おぼんを片手に持ちながら微笑むジェイド
アズール
と言って扉が閉められる