推し以上　彼氏以上

推し以上彼氏以上 part1

推しとは他の人に進めるほど気に入っている人や物の事をいう 誰もが一度は感じるもの、出来るものだろう。

今私はある人の「推し活」に夢中です！

永田　碧（ながた　あお） 彼は今人気の俳優さん名前は偽名らしいけど ほんとにその名前にあった顔だと思う。

私は自分で言うのもなんだが、かなりドMだ 強く怒られるのが昔から好きというか、気持ちいいというか 乱暴に扱われるのが好き

彼はドラマの中でもそんな私にぴったりで、すぐに虜になった。

私は推しの抱き枕をぎゅっと抱いて眠りについた

次の日 教室は転校生の話で盛り上がっていた。「女の子かな男の子かな」「どんな子が来るんだろ」そんな話が耳に入る

みんなガヤガヤと隣の人と話しながら席につく そして教室が静まり返った頃教室のドアがゆっくりと開いた

転校してきた男の子はチョークを手にとり スラスラと名前を書いていくそれを目で追いながら読んだ

その後なおきりくんの周りにはたくさんの人が集まっていた。 廊下の窓側にも転校生を一目見ようと群がった

色んな質問が同級生の口から溢れ出す でも、なおきりくんはニコニコしているだけで一切口を開こうとしない。 私はそんな中でなおきりくんのヘッドホンに目がいった。

この質問の答えにみんな耳を傾ける するとなおきりくんはやっと口を開いてこういった

予想外の答えに教室中が静まり返った みんな「なにいってるの」と今にも言いそうな顔をしてなおきりくんをじっと見つめていた

さっきまであんなにぎゅうぎゅうだったなおきりくんの机周りは まるでビッグセールの後みたいにすっきり空いた

次の日からみんなのなおきりくんに対しての態度が一変した

誰もなおきりくんには近付かないし話しかけない

私はなおきりくんに近づく 話し掛けて何か言われたら嫌だけど、クラクメイトがひとりになってるのをみる方が最も嫌！

君は少し驚いた顔をしてたけど、すぐに優しい笑顔で微笑んで

って言った。 マスクを付けてても君の笑顔はまるで太陽みたいに輝いていた

放課後 クラスの提出物を抱えてなおきりくんを見かけた。

すると予想的中足を滑らせて勢い良く階段から落ちた

不意にあったなおきりくんの目は 青く綺麗に輝いていた。まるで碧くんみたいな…

今日はいつもより足の歩幅が小さくなって なおきりくんともっと仲良くなりたいそんな事を思った。