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１つ年上彼氏・樹くん
樹
〇〇
私のキスシーンを見ても
1ミリも態度を変えず、
スマホとテレビを交互に見てる。
なんで、
どうしてなんだろう。
なんで樹くんって、
私に興味がないんだろう。
一度も嫉妬なんかされた事ないから
もう、我慢の限界なの。
隣に座って、ぎゅって抱きついて、
〇〇
〇〇
上目遣いで聞いてみるが
まるで興味がない
樹
〇〇
なんて怒ってみても
鼻で笑われて終わり。
もうこんなの耐えられないし、
とことん不安になる。
樹にまたがって
ちゅっ…
キスして、
〇〇
〇〇
強がったつもりだったけど
それとは裏腹に、涙は溢れるばかり。
樹
樹
樹
樹
見ていたスマホを置いて、
必死な顔して私を見る。
スマホなんかより、
私のこと、大事なの、？
樹
樹
樹
申し訳なさそうな顔で頭をなでなで
あんな独占欲のない樹くんからの
よしよしとか、
特別なことしてもらえるのって、
私のことが、好きだから、？
今だけでいいから、
勘違いでも、なんでもさせて…。
〇〇
ぎゅっ…
樹
樹
うそ。やっぱり、
勘違いなんて、しなくていいのかも。
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