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涼風 亜優

そうか…ヘリが…

小型が大量に9号を中心に集まっている為 へりが近ずけない

涼風 亜優

サッイッ"

涼風 亜優

(全開放すれば1発やねんけどな…この傷では限界は60%ぐらい…か)

9号の攻撃を避けたあと太ももに激痛がはしった、前の討伐で防衛隊の人を守って受けた深く痛々しい傷から血が溢れ出す

涼風 亜優

(縫っていた傷口が広がったか…)

怪獣9号

所詮人間のゲンカイはソンナモノ

涼風 亜優

……(僕は弱く、臆病者や)

怪獣9号

トコトコッ(亜優に近ずく)

保)亜優!!どうしたんや!?

涼風 亜優

(全て諦めてもええんかもしれんな…)

私は…関西弁も、身体能力も回復力も普通の人とは優れ,違う僕はいつしか皆から恐れられ憎まれる存在となっていた

涼風 亜優(幼少期)

ペラッ(本)

お母様からは暴力をされ挙句の果てに捨てられた。

そして施設に入ったが…

施設の子

悪魔がww本なんか読んでるよォ??www

施設の子

その口調と服なんだよだせぇwww

涼風 亜優(幼少期)

これはッお母様がくれた服なんや!

前のお母様は優しかった…でもお父様が亡くなられた後から変わってしまった

施設では殴られ、蹴られるのは日課だった

誰も助けてはくれない

涼風 亜優(幼少期)

痛いッ

1人除いては

先生

亜優ちゃんは皆とは違うわでもそれを人の為に使える人になってね!

涼風 亜優(幼少期)

うん、

先生は私を見てくれた。みんなと違う服も、全て褒めてくれた

涼風 亜優(幼少期)

ねぇ先生、私は生きてていいの?

先生

ニコッもちろんよ、先生より長生きしてね?

先生の笑い方はとても素敵だった

涼風 亜優(幼少期)

ニコッうん!!

生きてていいって私が"人間"として初めて認められたんだ

でもね…

変なサイレンが聞こえて目が覚めたんだ

涼風 亜優(幼少期)

なんやこれッ…

気づいたら目の前には火が燃え盛り 怪獣が暴れ回っていた

施設の子達の叫び声、泣き声、苦しんでる声助けを求める声が嫌なほどよく聞こえた

施設の子

だ…け…て(泣)

私は施設の子が手を伸ばし助けを求めていたが……

涼風 亜優(幼少期)

い、いやッ!!(怯)

助けられなかった

涼風 亜優(幼少期)

先生ッ!!先生ッ!!怖いよッ!!助けてッ

先生

……

私が先生を見つけた時にはもう先生の肌は黒く、人の原型を留めていなかった

先生がつけていた白く天使のような綺麗な十字架のネックレス。今では悪魔のような真っ黒な色に変化していた

涼風 亜優(幼少期)

なんでッ!!(泣)

すると怪獣が近くにやってきた

ブチッ

頭の中で私の何がが壊れる音が聞こえたと同時に

涼風 亜優(幼少期)

…全てどうでもいいや…

ザシュ

近くにあった刃物で怪獣を切り裂いた

何度も

何度も

何度も

涼風 亜優(幼少期)

(自分の手を見る)

怪獣を切り裂いた刃物には変な液体が付いていた

その液体が血のように真っ赤に見えた

私は/僕は

"皆を見捨てた"

涼風 亜優(幼少期)

ごめんなさいッ

施設の子

お前のせいだッ!!

施設の子

お前のせいでッ!!

涼風 亜優(幼少期)

僕は何もやってないんやッ!!

施設の子

僕達/私達を

"見殺しにしたッ!!"

涼風 亜優(幼少期)

怖かったんやッ

施設の子

言い訳だ!!

先生

………

涼風 亜優(幼少期)

先生ッ??

先生

このッ

悪魔ッ

涼風 亜優(幼少期)

(僕は悪魔なんかじゃないんやッ)

この悪魔

殺人鬼

悪魔の子だ

涼風 亜優(幼少期)

僕はただ,皆と仲良くしたかっただけなんやッ

涼風 亜優(幼少期)

気がついたら私は病院にいた

涼風 亜優(幼少期)

どうやら怪獣を切り裂いた後気絶した所を防衛隊に発見されたらしい

涼風 亜優(幼少期)

私は決めたんや、あの時の罪を償う為に

"防衛隊になってやる"

涼風 亜優(幼少期)

ってね

涼風 亜優(幼少期)

僕の体は未だに複数な傷、アザが残っている

涼風 亜優(幼少期)

この傷はきっと一生治らない
永遠な"呪いだ"

ーー!!ーー!!

涼風 亜優(幼少期)

動け!!亜優!!

涼風 亜優

!!ww

涼風 亜優(幼少期)

分かっとるッ!!

涼風 亜優

分かっとるッ!!

光に手を伸ばす

9号が亜優を触れそうになる手が地面へと落ちる

涼風 亜優

あの時の罪がまだ償っていないんやッ

涼風 亜優

せやかしまだ死ぬ訳には行かへんッ

ふらつく足で立ち刀を9号に向ける

怪獣9号

マダタツンダ

涼風 亜優

スゥゥ(いまはこれが限界やッ)

涼風 亜優

解放戦力60%の許可

ッ了!!

怪獣9号

何度攻撃シテモ無m

亜優はさっきより速さが加速し、9号のに切り掛る

怪獣9号

(ナンダ、なんだこのハヤサハ
反応デキナイ)

9号の核が見え、その後ろで亜優が立っていた

怪獣9号

(ミエナカッタ)

怪獣9号

今日は撤退ダ

怪獣9号

次は絶対キミヲツレテイク

涼風 亜優

(逃がしたくないッでも)

涼風 亜優

流石に無理か…

亜優は近くの大きな石に持たれかけ、月の光に照らされる

こちら亜優、9号

逃亡ッ

了、すぐにヘリを下ろしますッ ご無事で良かった(泣)

涼風 亜優

心配性やなクラクラ(笑)

涼風 亜優

(血を流しすぎたか…意識がッ…)

亜優は目を静かに閉じ意識を手放した

私が皆救ったるわ!!

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コメント

2

ユーザー

待って号泣案件😭😭😭😭😭😭亜優ちゃんはちっとも悪くないよ!!そんな辛い環境でよく耐えれたね😭酷いことしてきた人たちを救おうとして、救えなかったことを後悔してるのほんとに胸が苦しかった😢いつか亜優ちゃんが報われる世界が来ますように、、、

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