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母上はここ数日留守にしていた。 何をしていたのかは、分からないけれど 母上の機嫌を取りつつ、早くもここから逃げる為には 可愛らしくお愛想を言うのが正解だろう
母上
代赭
代赭
あららと言い、母上は俺の頬を撫でてきた。抵抗するのは今日は止め、必死に怒りを抑えていた
四季が小声で「全て顔に出ています。代赭様」と言ってきたが、俺はそれを無視して笑みを浮かべた。
母上が四季に「元気にしてた?」とまぁ色々と話しかけ、四季も母上と楽しそうに話していた
代赭
終わらせたく、俺は早々と口を開いた
母上
そう言うと、なんとなく予想はしていた。
代赭
四季は黙りだった
代赭
そろそろ考えとかないとなとは、自分でも思っていた。許嫁だからいづれ結婚はするんだけれど 何だかノリ気になれない
四季
俺は四季に手をひかれていた。母上は言うだけ言って帰っていった そのあとは、四季が俺に見せたいものがあるんだといいここに来ている
代赭
四季
四季と、こう言う時間を過ごすのは好きだ。 それは嘘ではなかった
代赭
四季
四季はいくつかの四葉のクローバー抱えて 俺に見せてきた
四季
微笑んで渡してきた 俺は微笑み返してそれを受け取った