杏菜(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
私は5組で美香は3組
クラスは離れてしまったが休み時間に行ける時はお互いのクラスに行く
という約束をしたので私は平気だと思った
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
この日は美香と一緒に部活動体験に行く約束をしていた
パソコン部に興味があったので美香は私の付き添いとして一緒に来てくれることになっていた
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(病み)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
松本眞子、通称眞子ちゃんは私が幼稚園生の頃一番仲の良かった女子だ
可愛らしく天然で誰からも愛されてた彼女は
6年経ったにもかかわらずその面影は昔のままだった
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
美香(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
先生
先生
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
この日は久しぶりに眞子ちゃんに会えたからなのだろう
話は弾んでお互いに周りが見えていなかった
迷惑をかけた、というわけではない
むしろパソコン部に「ぜひ入部してくれ」と頼まれたほどだ
この時の私はすっかり
美香(中学生)
美香のことを忘れていた
美香(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
冗談だと隣で笑っている彼女の目は
一瞬だけ、悲しそうな目をしていた
その時に彼女はなにを思ったのだろうか
それは美香本人にしかわからないと思う
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
この時、まだ中学1年生の頃は
美香と眞子ちゃんはそこまで深い関係にはならなかった
私と美香だといつも通り喧嘩や言い合いをしながらも一緒にいる
眞子ちゃんだと帰る方向が一緒のご近所さんなのでたまに一緒に帰っている
だが、こんなに親くても
クラスが違っていては……それは意味を持たなかった
5組
伊都
徳之助
伊都
こうと
杏菜(中学生)
5組に話す人はいなかった
いない、というよりかはみんなに避けられていた
その理由はわからないけど
ただの無視とかだったらどれほど良かったのだろう
このクラスには小学校の頃から私をいじめてきたやつがいた
だから……
みさき
杏菜(病み)
杏菜(病み)
みさき
みさき
杏菜(病み)
みさき
みさき
みさき
杏菜(病み)
みさき
みさき
杏菜(病み)
みさき
杏菜(病み)
みさき
みさき
この時の私はみさきの言っていることをあんまり気にしていなかった
みさきは女子いじめグループの中のリーダー
小学生の頃から私に色々なことをしてきていた
例えばみさきが「さなってバカだよね」と言ったとする
その時の私は臆病者でなかなか断れない性格だったし
断ればもっと酷くする、とも言われていた
だから私は「そうだね」としかいえなかった
するとみさきは先生とさなに「杏菜がさなのこと馬鹿って言ってた」という
これを全ての女子にやられた
だから私には女子の友達がいなかった
美香と眞子ちゃん以外には
今思えばそれが私が壊れる元凶だったのかもしれない
ひとりぼっち、みさきからのいじめ
これがずっと続いていれば流石に限界を迎えてくる
杏菜(病み)
母親
杏菜(病み)
杏菜(病み)
母親
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
母親
母親
杏菜(病み)
母親
母親
母親
母親
杏菜(病み)
母親
母親
杏菜(病み)
母親
杏菜(病み)
杏菜(病み)
母親
母親
母親
母親
母親
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
母親
母親
母親
杏菜(病み)
先生
先生
先生
杏菜(中学生)
先生
先生
先生
先生
母親
母親
先生
先生
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
先生
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
先生
先生
杏菜(中学生)
先生
先生
杏菜(中学生)
先生
先生
先生
先生
先生
先生
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
先生
先生
先生
先生
杏菜(中学生)
母親
先生
先生
母親
この日から私は保健室登校を始めた
行かなければいけない授業やわからないところの授業
そういう授業には出席してそれ以外は別室で過ごした
誰もいない空間というのはこんなにも心地いい物なのだと知った
休み時間中はたまに美香や眞子ちゃんのところへ行った
その時にみさきが横入りしてきたり盗み聞きをしてくることもある
私に友達がいることが気に食わないらしい
それでも私は負けるつもりはなかった