トップ・フィナーレが触れていた空気は、巨大な青い猫へと姿を変化させ
その瞬間にトップ・フィナーレはすぐさま右足で青い猫へキックをいれ
それによって青い猫はコンクリートの床へ勢いよく吹き飛んでしまい
ドリームファナー
うわ…っ
ドシンッと音がする、痛々しい音と傷跡に若干恐怖する、それ程のダメージを受けているはずなのに
青い猫はすぐに立ち上がり
トップ・フィナーレに向かって真っ直ぐ突進し、ドリームファナーは少し焦り足を踏み出そうとするが
トップ・フィナーレに邪魔はするなと言われた事を思い出し足を止めた、
トップ・フィナーレへ猫の爪が直撃する直前、ガチンと固く鋭い爪よりも、5倍、いや
おそらく百倍ぐらい固い物がぶつかる音がして、ドリームファナーは瞼を閉じる
トップ・フィナーレ
多少は楽しめる程度……だな
トップフィナーレの囁きに耳を傾けずドリームファナーは瞼を閉じたままだ
それはこの先起きる事を予想しているからである
そして何か大きく柔らかい物が潰れるグロテスクな音が鳴り響いた