今日君に

ころん視点

4月の終わり

春の優しい風と 暖かい日差し

いつも通り チャイムギリギリに来た 僕は席に座り外を眺めていた

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

チャイムが鳴った

いつもいるはずの先生は まだ来ていない

何かあったのか 転校生でも来るのか

そんなことを考えていると 先生が入ってきた

いつも通りの挨拶

さっさと朝学活始まらないかな と考えていた

びっくりした 予想が当たっていたことに

そして僕の隣の席が誰もいないことに

ﾋｮｺっと出てきた子は

サラサラでキラキラと輝く髪

パッチリとしていて オレンジがかった黄色く綺麗な目

とても白い肌

可愛らしい小柄な姿

誰もが魅了される

目が離せなくなってしまう

そんな子だ

僕はその子に

一目惚れした

緊張しているのか 声が小さく 手をギュッと握っている

自己紹介を終えた黄宮さんは 先生の方を向いた

横顔もとても可愛らしい

黄宮さんの声は 男の子か疑うくらい 可愛い声

全てが可愛い彼

優しく接しようと笑ってみた

そしたら何故か顔が 赤くなってしまった

全てが可愛すぎてﾀﾋにそう

もっと話していたい

そう思ったが

先生に怒られてしまった

転校初日に怒られてしゅんとしている 黄宮さんはとても可愛い

これからの黄宮さんとの日々は とても楽しみだ