この作品はいかがでしたか?
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雨の雑音の中 。
その声だけが確りと聞こえる 。
ほんの数分前から降り出した雨は 、 早くも大きな水溜まりを作っていて
それに比例してズブ濡れになった 桃がポスリと一言 。
可哀想な程打ちひしがれてる彼には 何を言っても無駄なんだと思う 。
差している傘を差し伸べても 、
拒否をするだけで 体育座りから姿勢は変わらない 。
ギリ桃に聴こえないくらいの 溜め息を吐いて 、
差し出した傘を引っ込める 。
無駄に肩を濡らしただけに なってしまった事に少し後悔しながら
ただただそこで座り込んでいる 桃から背を向けて
一歩だけ歩を進める 。
「 はあ 。 」
今度こそ桃にも聴こえる声量で 大きな溜め息を吐く 。
漸く歩き出した歩は止めず 、
パシャパシャと地面に打たれた 雨を弾かせながら
家へと帰路を進む 。
傘を持つ反対の空いた手を 少し振りながらそんな事を呟く 。
どうでも良いのだ 。
.. 振った手を傘の持つ手に 添えようとした時 。
少しだけ離れた場所から 水溜まりを踏む大きな足音が聴こえる。
バシャバシャバシャ 、 次第に大きくなった足音は
すぐ真後ろで止まると同時に 俺の腕を掴んで引っ張る 。
みたいなのから始まる ヤンデレ桃さんみたいかも 。
こんな風にパッと思い付いた 物語を載せる連載つくりました 。
続くか続かないかは分かんない 、 完全自己満足連載 ?⃞
思い付いたら書きたい部分だけ 殴り書きとかします 。
コメント
2件
くぅいいい”!!