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『意外な甘い恋』
第7話
スタート
俺は鳥の鳴く声と共に目を覚ました
うり
目を開けると 隣にいるのは昨日抱いた愛しき人物
俺は、その人の寝顔に見惚れてずっと見ていた
うり
うり
とても
不快だ
彼女の寝顔を見ながら考えていると
彼女が声を上げながら目を開けた
俺は咄嗟に目を瞑り寝ているフリをした
彼女は数分間黙ってから口を開いて俺に喋りかけるように話した
のあ
のあ
のあ
のあ
全然見覚えのない話をされて戸惑っていると顔に何かが落ちてきた
のあ
のあ
それは彼女が声を出したことで分かった
彼女の弱く震える声 ポタポタと言う水の音 漏れる声を我慢しようとする様子
間違えなく"涙"だ
俺は、そんな彼女を見て寝ているフリをやめた
うり
うり
のあ
彼女はとても傷ついたような顔をした
大丈夫だよ。のあ
俺はずっとお前を愛して"きた"
その気持ちは変わらないよ
俺は彼女を安心させる様に布団を叩いて
うり
と優しい笑顔で言った
のあ
すると彼女は俺の所に来て数秒も経たないうちに眠りについた
あぁ、本当に可愛いな
のあは覚えてないだろうけど
小さい頃俺達会ったことがあるんだぞ
その時俺はのあを見て一目惚れしたんだ
そして勇気振り絞ってのあに声をかけた
その後、遊んでお別れした
次の日のあに会いに公園に行ったがのあはいなかった
近くにいたおばさんがのあは引っ越したって言ってた驚いたんだ
でも、この恋を諦められない俺はたまあまバイト先が同じだったのあの姉あのに告白したんだ
そうしたら、またのあと会えると思った
そしたら、願いが叶ったな
今のあと一緒に寝てる
それが事実だ
演技には苦労したぜ? 本当はのあを騙すことなんてやりたくなかったんだがこれしか方法がなかったからな
沢山傷つけてごめんな
でも、大丈夫 これからは"あの女"はいない だから、仮面だってつけなくていい
警察にバレるまで短い幸せな時間を過ごそうな
うり
メリーバッドエンド
𝑒𝑛𝑑
あとがき
『意外な甘い恋』完結しました〜‼︎
今まで読んでくださった皆さんありがとうございます‼︎
実は、私前の垢では8個?ぐらい物語をだして完結したのは2個ぐらいしかなかったんです‼︎
いやー本当に完結して良かったです‼︎
一応よくわからなかった人様にこの物語の解説を最後に書いときます‼︎ ぜひ、読んでください‼︎
ここで宣伝なんですが、私病は一応TikTokで活動させてもらってます‼︎ 今は全然投稿してませんが、東リべの夢小説を載せてます‼︎ 興味がある人は「めえあ様」と調べれば出てくると思うのでフォローお願いします‼︎
これからは、色々な物語を書いていくので私こと病をどうぞよろしくお願いします‼︎
では、また会いましょう‼︎
『意外な甘い恋』解説 うりと言う男は小さい頃からのあと言う女の事が好きだった。 のあが引っ越したと知ったうりは諦められずたまたまバイト先であったのあの姉あのを利用し、のあに近づいた。 そして、あのはまんまと騙されのあに殺された。 うりはのあに誘拐されて演技をし、のあとの幸せな暮らしを手に入れた。 一方でのあは今もうりが好きなのは姉だと思っており、姉としてうりに求められていると勘違いをしている。 それもうりの計画の一部である。 のあの心を壊せば姉としてでものあを必要としてるのはうりだけなのでのあを手放さないで良くなる。 全てはうりの計画であり、うりの幸せであった。
その他の解説 のあが仮面を被ってた理由は姉と似ているこの顔を隠す為であった。 そして、その事に気づいてたうりは最後に仮面を被らなくてもいいよと言った。 うりは高校3年生でのあは成人である。 あのは成人になっても働かないニートであり、バイトと親からのお金で生活を過ごしていた。