怖い、今まで物を崩すのが。でももう、決断したから。ニキと誓った【俺らで100万】行く。なんて目標、ニキは覚えてへんのやろな。
もう多分ニキは1人でも100万行けるし、女研も俺一人居なくなって廃れるようなものじゃない。でも、我儘でも逢いに来て欲しい。
俺が信じれなかった分を埋めて欲しい。愛して。抱きしめて欲しい。
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がちゃん。
締めていたはずのドアが開いた音がする。泥棒、?なんて思うも、その姿が目に入るとそんな気持ちは消える。
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びく、っと腰が跳ねる。ニキが怒っている時や、 甘く囁かれる時によく呼ばれる気がする。
怒っているんだろう。俺が相談しなかったこと、 直接伝えんかったこと。
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すた、すたとニキが歩いてくる。 俺より少し低いだけで、余り変わらない身長。それでも俺がソファに丸くなり座っていたからか、とても高く見えて。
優しく、酷く優しく抱き締められる。少し冷たいニキの手が、 俺の頭を包む。
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今まで、彼の名前しか言ってない様な気がする。驚いてしまい、余り思考が回らなくて。
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なんで、?なんでお前が謝るん、?
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今になって意味の無い罪悪感がふつふつと湧く。
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ふわ、っと救われたような気がした。その言葉が俺の全てを癒してくれた。
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涙がとめどなく溢れる。みっともなく声を上げ 彼に抱き着き。
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流石に「俺のこと好きじゃない」と思ってたなんて。 言えずに顔を逸らし続ける
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まずい、 ニキが起こっている。確実に俺のせいだ、ニキがくれていた愛に気づけなかった。
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コメント
5件
めっちゃ良いー!! 続きありますか!?