女の子
女の子
女の子
小学生になる1ヶ月前に私は父と2人でこの町に引っ越してきた
見たことがない道、家、景色
ワクワクする気持ちを抑えられなかった私は、父に何も言わず家を飛び出して探検を始めた
しかし自分がどこから来たのか分からなくなってしまい迷子に……
女の子
人気がない神社のお賽銭箱の隣にうずくまって助けが来るのを待つ
女の子
女の子
女の子
???
???
女の子
目の前に全身黒ずくめの服装の大男が現れた
しかも顔に黒い何かを被っている
まだ5歳の私から見たらこの男は
女の子
化け物に見えた
???
女の子
女の子
???
大男は静かに私から離れて距離をとる
女の子
???
???
女の子
???
???
見た目に反して優しい声をしている
その声にとても安心した
女の子
声をかけようとした瞬間、大男は消えその十数分後に父が来た
パパ
パパ
後から聞いた話
父は見知らぬ男に小さな女の子がここにいると教えてもらったらしい
しかしその男がどんな外見をしていたのか少しも思い出せないという
そんな不思議な出来事、そう簡単に忘れるわけがない
キーンコーンカーンコーン
明智 志保
明智 志保
椿屋 真澄
そう簡単に忘れない
そう思っていたが
明智 志保
椿屋 真澄
椿屋 真澄
高校3年になる頃にはすっかり忘れていた
明智 志保
明智 志保
椿屋 真澄
食堂
明智 志保
椿屋 真澄
明智 志保
志保は牛丼、私はうどん
明智 志保
明智 志保
椿屋 真澄
椿屋 真澄
明智 志保
明智 志保
椿屋 真澄
坂田 新一
そこに同じクラスの坂田新一が笑顔で近づいてきた
明智 志保
椿屋 真澄
坂田 新一
坂田 新一
椿屋 真澄
明智 志保
坂田 新一
椿屋 真澄
坂田とは高3で初めて同じクラスになった
今は4月下旬だからまだ出会って2週間しか経っていない
坂田 新一
坂田 新一
椿屋 真澄
明智 志保
椿屋 真澄
明智 志保
坂田 新一
坂田 新一
坂田 新一
坂田 新一
椿屋 真澄
明智 志保
坂田 新一
志保に追い払われる形で坂田が去っいった
椿屋 真澄
明智 志保
椿屋 真澄
明智 志保
椿屋 真澄
明智 志保
明智 志保
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
明智 志保
椿屋 真澄
椿屋 真澄
学校が終わり志保と寄り道していたらすっかり帰るのが遅くなってしまった
椿屋 真澄
リビングから楽しそうな声が聞こえてくる
椿屋 真澄
私の母親は私が4歳の時に病気で死んだ
そして6歳の時に父の転勤が決まってここに引っ越してきたのだ
そして私が高校生になった時に再婚
5歳離れた義妹もできて家が賑やかになった
義母
椿屋 千夏
椿屋 真澄
義母
義母
椿屋 真澄
椿屋 真澄
この2人が義母と義妹
悪い人じゃない
むしろ良い人
椿屋 千夏
椿屋 千夏
椿屋 真澄
椿屋 千夏
千夏の頬が少し赤い
椿屋 真澄
椿屋 千夏
椿屋 真澄
椿屋 千夏
義母
椿屋 千夏
椿屋 千夏
椿屋 真澄
義母
義母
椿屋 真澄
義母
義母
椿屋 千夏
義母
椿屋 真澄
夜ご飯ができ、3人でテーブルを囲む
椿屋 千夏
椿屋 真澄
義母
義母
椿屋 真澄
義母
玄関からドアの開く音が聞こえる
どうやら父が帰ってきたようだ
パパ
椿屋 千夏
椿屋 真澄
義母
ご飯を食べ終えひと段落着く
母が何も言わず私の食器を片付けてくれた
椿屋 千夏
義母
椿屋 千夏
椿屋 千夏
椿屋 千夏
椿屋 真澄
義母
パパ
椿屋 真澄
パパ
パパ
椿屋 千夏
椿屋 千夏
パパ
ガタッ
パパ
義母
椿屋 千夏
静かに椅子から立ち上がる
義母
パパ
パパ
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 千夏
椿屋 真澄
千夏の声を無視してリビングを出る
義母
あの場にいたくなかった
椿屋 真澄
胸が苦しい
気持ち悪い
『壱宮神社で助けを求めれば2回だけ守護神が助けてくれるらしいよ』
椿屋 真澄
壱宮神社
真っ暗で鳥居や建物が全然見えない
椿屋 真澄
椿屋 真澄
なんとなく無意識に賽銭箱の隣に座る
椿屋 真澄
椿屋 真澄
昼間に言われたことを思い出す
『つか大学きちんと考えるなんて真面目すぎん?笑』
『なんか可愛いなーって思ってさ、付き合ってみる?笑』
『そんな真面目だと誰とも付き合えねぇよ?』
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
続いて家でのことも思い出す
『真澄ちゃんはいいのっ!ゆっくりしてて』
『千夏は自分でしなさい』
『いつも真澄ちゃんばっか特別扱いして!』
『家族で話す時間も大切だぞ』
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
素で笑えない
気持ち悪くて苦しい
椿屋 真澄
助けて
ガサッ
椿屋 真澄
うずくまっていると前から音がした
不思議に思い顔を上げるとそこには
???
椿屋 真澄
なんと身長の高い黒ずくめの男が…
顔に黒い何かを被っている
椿屋 真澄
男は私の目の前で片膝をついてこちらに手を差し伸べてきた
???
???
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
逃げようと思ったが足がすくんで思うように動けない
???
???
椿屋 真澄
守護神
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
椿屋 真澄
守護神
椿屋 真澄
守護神
男の黒い被り物に手を伸ばす
パシッ
椿屋 真澄
しかし被り物まであと数センチのとこで大きな手に止められてしまった
守護神
椿屋 真澄
守護神
椿屋 真澄
椿屋 真澄
守護神
守護神
椿屋 真澄
守護神
椿屋 真澄
守護神
こんな得体の知れないやつの言葉なんて響かない
…響かないはずなのに
椿屋 真澄
泣きそうになってしまった
椿屋 真澄 (つばきや ますみ) 年齢:17歳(高校3年生)
イラスト:Xから nkm 様
守護神 名前:不明 年齢:不明
イラスト:Xより 名無死 様
椿屋 千夏 (つばきや ちなつ) 年齢:12歳(中学1年生)
明智 志保 (あけち しほ) 年齢:17歳(高校3年生)
坂田 新一 (さかた しんいち) 年齢:17歳(高校3年生)
壱
壱
壱
壱
壱
コメント
11件
最高やぁぁぁぁ!!! 何なん守護神って!?カッコよすぎるやろぉぉぉ!!!惚れてまうぅー!! この現在、人と関わりある世界では何かしら仮面を被って過ごしてしまうときあるよね…考え深い…! これからどんな展開になってくのか、続きが今すぐ読みたくなるくらいめっちゃ気になる💭👀✨ 楽しみにしてまーす!!!
一次創作大好きです💞 黒ずくめの黒い被り物をしてる人が急に現れたら怖いなぁ…笑 まさか守護神だったとは、、、 タイトルって物語の第一印象?みたいな感じなので決めるの難しいですよね…
壱さんの新連載✨✨ ほんと序章から好きすぎます!!壱さんの夢小説とか一次創作が1番好きです!!設定から神っててほんとやばいぐらい好きです!! 確かにタイトル決めるのって、難しいですよね。。私も苦手です💧 続き気になります〜!!ほんと頑張ってください!応援してます✊🏻´-