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_桃_母
玄関を開けると、台所から母の声がした。 いつもと同じような少し弾んだ声。 でも俺は知っている その声がどれほど無理をして貼り付けているのかを。
_桃_
努めて、明るく返した。 俺もまた笑顔の仮面をつける
_桃_
リビングに入ると、母はまだ人参を切っている でもまだ半分も切れていない。 どうしてか。 それは、包丁を握る手が微かに震えているからだ。
_桃_
何気ないフリをして、部屋着に着替えながら そう尋ねる。
_桃_母
母の言葉に"多分"という意味が 込められているのが分かる。 俺も母さんも"父さんの機嫌"という 不安定な地雷原を歩いている。 食卓には美味しそうなご飯 いつもと変わらない でも、どこか張り詰めた空気
_桃_父
玄関の扉が重く開く音。
そして、父の声。
その瞬間部屋の空気が凍る。
俺は教科書を入れ替えている手を止めた
母さんも野菜を切る手を止めた。
_桃_父
_桃_母
その言葉に母はそう返した
【仮面】がそこにもあった。
優しさの仮面。
痛みを隠す仮面。
そして俺も震える手を抑えて
_桃_
笑顔でなければ 平和は守れない。
そう信じている。
でも、ふと思ってしまう。
" 本 当 の 自 分 " をいつまで隠していられるか。と
_桃_母
_桃_
_桃_母
_桃_
父さんに気を使って
母さんともあまり話せていない
同じ家に居るのかと思うくらい
話せても大体はさっきの感じみたいだ。
その夜俺は1人、
布団の中ですすり泣く
母さんの声を聞いた
_桃_
_桃_父
母さんの部屋の前に立っていると
父さんが話しかけてきた
バタッ
俺は思わず腰を抜かしてしまった
_桃_父
_桃_
_桃_
_桃_父
_桃_
体の震えが止まらない
何をされるんだろう
_桃_父
_桃_
終わった
父さんは
夜は毎日俺を狙う
俺をサンドバックにする
だから俺は夜が大っ嫌いだ
それでも父さんが暴れないように
笑顔の仮面だけは
外れないように押さえてないと。
_桃_
_桃_父
_桃_
_桃_
やっと終わった
もうきっと100発以上殴られた。
体がズキズキして、ヒリヒリして、
確実に寝れそうにない。
いるまか誰か起きてないかな、
連絡してみよ、
_桃_
_赫_
_赫_
あ、なつ起きてる
_桃_
_赫_
あ、電話……
今は、声震えてるし
今電話したら
確実になにかあったか聞かれちゃう
_桃_
_赫_
_赫_
_翠_
_翠_
あ、すちも起きてるんだ
意外だな…こんな夜遅くに起きてるの、
_桃_
_赫_
_赫_
_黄_
_黄_
みことも起きてる、、?!
_紫_
_紫_
!!、いるまも!
_赫_
_黄_
_翠_
_瑞_
_瑞_
_紫_
_赫_
_黄_
……ww
吹奏楽のメンバーと話してる時が
1番楽しいんだから、w