春海暗
春海暗
本人様には関係ありません そこを踏まえてご覧ください
春海暗
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俺の可愛い彼女。
俺のことを好きだと言ってくれて、俺のことを一番に考えてくれて、時には恥ずかしそうに甘えてきてくれて。
なんの申し分もない、可愛い彼女。
そんな俺も、ないこのことを愛してやまない。
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でも、大好きだからこそ、つい、知りたくなってしまったんだ。
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赤
青
赤
赤
青
赤
青
赤
青
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赤
青
作戦その1、一緒に登校
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青
赤
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桃
教室に入るとすぐに気づいたのか、不思議な顔で見つめられる。
青
赤
桃
赤
青
偶然とかなんとか言いかけたりうらの口を急いで塞いだ。
偶然だったら嫉妬もせんやろ。やる気あんのかこいつ。
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桃
なんとも言えない顔をしてじっと俺の方を見てくる。
青
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桃
青
りうらに圧力という名の合図を出す。
それを感じ取ったのか呆れたような顔をしながら口を開いた。
赤
桃
桃
青
赤
桃
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赤
青
しゅんとした顔があまりにも可愛すぎて思わず本音が出そうになってしまった。
想像以上に作戦は順調。違和感を感じているのか、ないこの視線はいつも以上に感じる。
あわよくば、ないこの可愛いおねだりが聞けることを願って、その日の授業を受けた。
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放課後
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青
桃
青
桃
桃
赤
青
青
桃
桃
どこかぎこちない笑顔に心が痛くなる。
今すぐ抱きしめたい気持ちを抑えながらりうらと教室を出た。
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桃
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赤
赤
青
ないこを傷つけてしまったのはもちろん。俺の心もかなり傷ついている。
赤
赤
青
赤
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赤
青
りうらも今日だけで余程神経を使い果たしたのか、なかなか起きる気配がない。
青
プルルルルルッ…
青
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青
桃
青
桃
中々無いないこからのお誘い。
しかし、目の前で突っ伏す赤髪をほっとくわけにもいかなかった。
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青
青
桃
桃
桃
青
罪悪感は残るものの、電話を切った。
青
赤
青
それはまあ、気持ちよさそうに寝ているので起こすのも申し訳なくなる。
仕方なくりうらを背負って、帰路についた。
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帰りの途中、あにきが居たのでそのままりうらを預けた。
青
自分でやったことだが、心配になる。
明日会ったら直ぐに謝ろう。
そして、好きだと、愛していると伝えよう。
隣に誰もいない帰り道は、やけに長く感じた。
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翌日
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青
朝、教室に入ると、いつもの挨拶は返ってこなかった。
赤
赤
青
青
赤
青
生徒会の仕事をするからと、いつもは誰よりも早く学校に来ている。
昨日のこともあって余計に心配だ。
赤
赤
そういうりうらの顔にも心配の表情が浮かんでいた。
結局、そのあともないこは学校に来なかった。
先生
青
青
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嫌な予感が頭をよぎった瞬間、先生の静止の声も聞かず、教室を飛び出した。
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青
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一応連絡はしたが、既読すらつかなかった。
何かあった時にと、貰っていた合鍵で中に入る。
寝ているのか分からないが、やけに静かだった。
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コンコン…
青
リビングに居なかったのを確認し、寝室にくる。
ノックをしたあと、少しだけ扉を開いた。
青
ないこは、頭に冷えピタをつけて、眠っていた。
起こさないように、そっと中に入る。
青
青
ないこが熱を出したのなんていつぶりだろう。
それくらい、弱らせてしまった。
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桃
青
ゆっくりと頭を撫でていると、まだ意識がはっきりしていないのか、虚ろの目がこちらを向いた。
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桃
青
桃
桃
青
しばらく経ってようやくはっきりしてきたのか、今度は目から大粒の涙が零れた。
桃
桃
桃
青
こんなにも弱った姿は見たことがなくて、思わず、ないこを腕の中に包む。
桃
青
青
青
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桃
桃
青
桃
また、先程よりもたくさんの涙が零れる。
桃
謝罪の意も、愛も込めて、抱きしめる手に力を入れた。
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桃
青
桃
青
桃
俺に嫌われるかなんて心配で、その口を閉ざさないで欲しい。
君の願いは、なんでも叶えたいから。
桃
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青
桃
青
桃
いや、もちろん願いは叶えてあげたいんだけどさ。
青
桃
青
桃
青
桃
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桃
青
桃
青
火照った顔をしながら、俺を押し倒してくる。
それだけでも俺の理性ははち切れそうだった。
桃
熱でクラクラするのか、そのまま力無く俺の方に倒れ込んでくる。
青
桃
青
桃
青
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桃
青
桃
桃
桃
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熱のせいで意識が朦朧としているのか、力を緩めて、俺に体を預けてくる。
耳元で聴こえる可愛らしい声がまた俺の欲をかき立てた。
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青
桃
青
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桃
青
桃
桃
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桃
青
桃
青
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大好きだから。これからも、ずっと
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コメント
5件
うわはぁぁぁぁ!!好きすぎる🥺🫶🤍
好きすぎます!!尊い作品をありがとうごさいました!すごく癒されました!