ダディーの子供の頃の夢の話。
ボクたちは、他愛のない会話をしていた。
ハギー
……どうしてそんなこと聞くの?
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
ダディー
……嘘でしょ本気!?
ハギー
…仕方ない。当たるまで付き合ってあげるしかないか…
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
僕も男の子の夢はスポーツ選手と楽器奏者くらいしか思い浮かばないんだけど……
まさかとは思うけど…………
ハギー
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
でもなんで隠してたの?
ダディー
ハギー
…こうなってしまった以上、ボクは言わなきゃいけない。
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
……ハギーにはお見通しだったみたい。
ダディー
ハギー
ハギー
確かに君は女の子みたいだとよく言われてたけど……そういうことなんだね
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
ハギーは、ボクの目を見て真剣に言った。
ダディー
ハギー
ダディー
ハギー
ダディー
ボクは、自分の夢を誰かに受け入れてもらえたことが、本当に本当に嬉しかった。
ボクは嬉しくて、泣きながら、笑った。