友人A(浅見の友人)
おつかれ!浅見
浅見 仁
おう!おつかれ!
友人A(浅見の友人)
お前すげーよな!今日何点決めたんだよwイケメンだしw
浅見 仁
サッカーは小さい時からずっとやってたからな
浅見 仁
それに俺はイケメンじゃねーよ
友人A(浅見の友人)
嘘つくなよ〜お前何回告られてんだよw
浅見 仁
あっ俺用事あるからそろそろ帰るわ
友人A(浅見の友人)
話しそらしたな!
浅見 仁
用事あるのは本当だよw
友人A(浅見の友人)
あ〜なるほど彼女とデートか
浅見 仁
いやバイトだよw
浅見 仁
意外ときついんだぜ!自転車で登下校して部活はサッカー,日曜以外毎日夜はバイト
友人A(浅見の友人)
お前も大変だなwまあ頑張れよ!
浅見 仁
おう!サンキュー!じゃあまたな!
友人A(浅見の友人)
おう!また明日!
浅見 仁
やべっ!もうこんな時間!急がないとバイト遅れる
浅見 仁
ん?あのガキなんで踏切の中いんの?もう閉まりかけてるけど
浅見 仁
っ!猫が中にいんのか!でも電車来んぞ!やべ!
浅見仁は自転車を乗り捨て踏切の中に飛び込んだ
浅見 仁
どこだここ?俺電車に轢かれたんじゃ……っ!
浅見 仁
なんで俺,手縛られてんの?まじでここどこ?
浅見 仁
は?お前ら誰?
真壁 翔
ん?どこだここ
真壁 翔
手が縛られてる…
東宮 聡
あれ?僕死んだんじゃないの?
内田 大和
なんだこれ
真壁 翔
周りの様子からするとみんな知らないのか
真壁 翔
あとは僕らはみんな手を縛られている。多分これは金属製,壊せない
真壁 翔
そして部屋は6畳ほどでモニターが1つ壁はコンクリ製か
浅見 仁
なるほど,お前の話を聞いて大体は分かった
真壁 翔
あっ!ごめん独り言w聞こえてたんだ
浅見 仁
うん。あのさとりあえず自己紹介しよ!お互いを把握しといた方が良さそうだし
浅見 仁
俺は浅見仁
真壁 翔
僕は真壁翔
東宮 聡
僕は東宮聡
内田 大和
俺は内田大和だ
浅見 仁
君は?
林 沙織
わっ私は,林沙織です
浅見 仁
OK,今ここにいるのは5人ってことだな!
真壁 翔
そうなるね
すると部屋にあったモニターが突然ついた
ゲームマスター(Mr.S)
やあ諸君,画面の先から失礼
ゲームマスター(Mr.S)
私はゲームマスター,Mr.Sとでも呼んでくれ
ゲームマスター(Mr.S)
君たちはとある3つの共通点を持ちこの部屋に集められた
ゲームマスター(Mr.S)
共通点は自分たちで探したまえ
ゲームマスター(Mr.S)
今から私が君たちにミッションを与える。クリアしなければ君たちのみならず世界を丸ごと私が破壊する。
ゲームマスター(Mr.S)
では最初のミッションだ
ゲームマスター(Mr.S)
実は隣の部屋にも君たちと同じ共通点を持つ者達がいる。今からこのモニターに隣の部屋の映像を映す。協力して部屋を全員が部屋を出たまえ。
ゲームマスター(Mr.S)
ちなみに隣の部屋と会話はできるから安心しろ。
するとモニターには隣の部屋の映像が映った
真壁 翔
あっちの部屋は4人か
真壁 翔
君たち,とりあえず自己紹介をしよう。僕は真壁翔だ
九条 理
分かった,僕は九条理
高嶺 玲
高嶺玲
佐々木 優里
なんでどこの誰かもしれないあんたらに言わないといけないわけ
賀喜 俊介
それな,俺も名乗りたくねぇ
高嶺 玲
そういうのいいから,お前らが名乗らないと始まらない
高嶺 玲
ここから出るためにも名乗れ
佐々木 優里
分かったわよ!佐々木優里!
賀喜 俊介
賀喜俊介
浅見 仁
じゃあ俺らもだな浅見仁だ
そして全員の自己紹介がおわり
浅見 仁
次はどうやって出るかだな
真壁 翔
その前にひとついい?
浅見 仁
ん?どうした?
真壁 翔
東宮君さっきさ,僕死んだんじゃないの?って言ってたよね
東宮 聡
うん,言ったよ
真壁 翔
僕も多分死んだんだよね
真壁 翔
多分ここにいるみんな死んだんじゃないのかな?
浅見 仁
俺も死んだと思う
佐々木 優里
え?じゃあ私あんなんで死んだの?
真壁 翔
あんなん?
佐々木 優里
なんでもないわよ
真壁 翔
まあとりあえず1つ目の共通点は死んだということか
高嶺 玲
いや待て,死んだではなくて死にかけた,つまり心肺停止だったり意識不明の状態ということも考えられる
高嶺 玲
三途の川がなんだとかよく言うだろ。そんな感じて意識だけがもう1人の自分を作りパラレルワールドのような場所にいる。という考えの方がよりあっているんじゃないか。
真壁 翔
確かにそうだな
賀喜 俊介
なんか2人で盛り上がってるけどよ,俺全くわかんねーんだけど!さっさとここから出てーんだけど
浅見 仁
まあとりあえずこの部屋から出る方法を考えようよ
真壁 翔
そうだな
真壁 翔
高嶺君,そっちの部屋の様子を教えてくれ
真壁 翔
モニターだけだと全ては把握出来ないんだ
高嶺 玲
ああ,こっちは広さは6畳ほどで手を縛られている。金属製のものだから多分鍵が必要,壁はコンクリート製,窓とかはなくてドアがひとつ,遠くてあまり見えないがロックのようなものがついている。そっちは?
真壁 翔
部屋の作りはほぼ同じ,ただドアが違うこっちのは南京錠だ。針金があれば開けれる。
林 沙織
あっあのっ!
真壁 翔
ん?どうした?
林 沙織
わっ私の手ロープで縛られてる…
浅見 仁
え!?まじ!?
浅見 仁
ほどける?
林 沙織
無理……きつく縛られてる
内田 大和
俺さ!ナイフ持ってる携帯用だけど
浅見 仁
ナイス!
真壁 翔
内田くんそれを林さんに
内田 大和
おっけー!
浅見 仁
どう林さん?ロープ切れそう?
林 沙織
後ちょっと……切れたよ
真壁 翔
よし!じゃあ林さん,僕らの手が何で縛られてるか見てくれる?
林 沙織
うん…
真壁 翔
どう?
林 沙織
手錠みたいな感じで鍵穴がある
真壁 翔
なるほど鍵か…
東宮 聡
あのさっ!
東宮 聡
僕鍵もってるよ