夜飴
こんあめ〜……
太宰
テンション低いねぇ……
夜飴
お前のせいだああああああああああ
夜飴
ここから先の展開が思いつかんのじゃボケェ!!
太宰
情緒不安定なまま絡まないでくれたまえ!?
夜飴
いてら…
太宰
……(諦
仕事終わった後 路地裏
太宰
……
コツコツ(足音
太宰
あぁ……やっぱり君か
太宰
中也
中也
いつも以上に嬉しそうなお顔じゃねえか、糞鯖が
太宰
これは酷い!
太宰
私はいつだって冷静だよ
中也
ハッ、どうだろうな
太宰
……
ガサッ(書類を取り出す
太宰
これをうちに送ったのは君たちポートマフィアだね?
中也
……そうだ
中也
お前を連れ戻せって、首領のご命令だ
太宰
……へぇ
太宰
ま、正直なところ私がどっちについていようが大して変わらないのだけど……
太宰
私はまだ織田作を忘れてはいない
中也
……いつまでそれに囚われてる気だ
太宰
ずっと、だ
中也
っ……
太宰
私の命が燃え尽き消えていく最後の一瞬まで、織田作は私の中で生きている
太宰
これが覆らない限り、私がそっちに戻ることはないと森さんに伝えてくれ
中也
太宰手前……俺達の報復と任務遂行への執着を知らねぇ訳はねぇだろ
太宰
織田作は私にとって君達で言う森さんなんだよ
太宰
それが覆ることはない
太宰
絶対にだ
中也
……今日はこのくらいにしといてやる
中也
だが……調子に乗って俺達をみくびるなよ
太宰
そうした方が良さそうだね
中也
……
中也
(あいつの織田への執着は想像以上だった)
中也
……変に深入りすれば首領が危ねえか
中也
(太宰は誰にとっても危険すぎる……)
中也
……駄目だな
中也
一度戻ろう……
中也
(あいつ自身にとっても危険だ)
ポートマフィア本部
中也
……
モブA
お、おい……中原幹部、なんか機嫌悪くないか…?
モブB
あ、あぁ……めちゃくちゃ…怒ってる……
モブC
何があったんだ……?
中也
チッ
モブA
ひっ
モブB
ぅわっ
モブC
ぎゃっ
中也
……
スタスタスタスタ
芥川
……中也さん…?
中也
……(建物を見上げる
中也
……太宰、あの依頼は握り潰してくれればいいんだが…
中也
今日は…まだ10日か
中也
あと4日…その間に覚悟を決められたら困る
中也
首領が死ぬ……想像つかねえや
芥川
……中也さん
中也
!?
中也
なんだ芥川か……
中也
どうした?
芥川
……いえ
中也
……
芥川
……今のような発言は、本部内では謹んだ方がよろしいかと
中也
……あぁ、そうだな
中也
……お前は告発しねえのか?
中也
五大幹部の首だ、首領に言えばかなりの手柄だぞ
芥川
……貴方は、太宰さんのご友人だ
芥川
故に、僕がその命を断つことはありません
中也
……そうか
中也
で、それだけのために来たのか?
芥川
違うように見えますか
中也
見える
芥川
……
芥川
例の計画に、先方……太宰さんより日程を前倒しするようにと要請がありました
中也
太宰から?
中也
くそ……
芥川
何か良くないことでも?
中也
……いや、何でもない
中也
報告ご苦労
芥川
はい
芥川
……
中也
……帰らないのか
芥川
理由を聞くまでは
中也
……はぁ
中也
あいつに、首領が殺される
芥川
それは……!
中也
あぁ、お前は知らねえのか
芥川
知らないとは……一体何が…!
中也
そう焦るなよ
中也
首領はむしろこの機会を待っていた
芥川
……?
中也
自分を殺させて、探偵社から太宰の居場所をなくす
芥川
!
芥川
それは……
中也
十中八九太宰は気づいてるはずだ
中也
そのはずなんだが……
芥川
断るどころか日程を早めるように言われたと
芥川
何故……
中也
それはまだ分からねえ
中也
だが……あ、おい芥川、早めろっていう日程はいつだ?
芥川
日程は……明後日です
中也
そうか……首領は絶対にこの要請を通す
中也
それまでになんとかしねえと……
芥川
……僕が行きます
中也
……あぁ、そうだな
中也
太宰を……いや、首領を…頼んだ
芥川
はっ
夜飴
あいおかえり〜
中也
太宰〜……
夜飴
草
中也
は?
夜飴
いや面白いなって
中也
どこがだよ!!
夜飴
ちゅやが右往左往してるのが
中也
最っっっ低
夜飴
なんとでも言いな
中也
手前……!!
夜飴
それでは皆様、♡・フォロー・雑談のチェック等々、よろしくね〜
中也
あ、おいちょっt
夜飴
おつあめ☆