コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
それははるか昔の事
戦争が起きるのが当たり前の時代だ
クロ
俺は親に捨てられたんだと思う
気づいた時にはいつも1人だった
でも寂しくなんてない
きっと感情がないんだろう
それでいい
そのまま消えてしまいたい…
ガキ
クロ
クロ
ガキ
ガキ
クロ
クロ
ガキ
ガキ
クロ
ガキ
クロ
クロ
ガキ
パシッ
楓
ガキ
クロ
俺を助けたのは
とても真っ直ぐで綺麗な目をしたヤツだった…
ガキ
楓
楓
楓
お前もガキだろ…
でも何故かさっきみたいに言い返す気になれなかった
気になった
だから俺はそいつの後を着いていくことにした…
楓
クロ
クロ
楓
楓
クロ
楓
楓
楓
クロ
楓
クロ
楓
母
母
楓
楓
クロ
母
母
母
クロ
母
母
母
楓
楓
クロ
クロ
楓
クロ
クロ
母
楓
クロ
母
母
楓
クロ
クロ
クロ
楓
母
慎也
母
慎也
慎也
母
慎也
慎也
母
クロ
それから俺はその家で暮らす事になった
10年後
楓
クロ
楓
クロ
楓
クロ
楓
クロ
俺はきっと気づいていたんだろう
いつしか楓に向けた感情が
家族としてではなく別の意味になっていることに
きっと楓も同じ気持ちだろ…
だから俺と距離を置くために外に出かけようとしてるんだ
楓
楓
クロ
無意識に声を出していた
クロ
楓
クロ
楓
クロ
仕方がない
楓は何よりも家族を大切にしているから
だからが怖いんだ
この関係が変わってしまうのが