???
???
???
ここは某所の幽霊トンネル 一時期心霊スポットとして有名になったが 何故かある時からめっきり 人が寄り付かなくなったのだ
???
???
???
女の幽霊
謎の女は気配を消した霊の頬をつまんで 目の前に引っ張り出す
莉子
???
脳みそ大好きな悪霊…?まさかあいつの事 言ってんのか!
莉子
カエデ
カエデ
楓を名乗る女性は 頬をつまむ代わりに ポシェットから御札のようなもの を取り出した。
カエデ
カエデ
カエデ
莉子
カエデ
カエデ
莉子
驚きの出来事が重なりすぎて、 莉子の頭がオーバーヒートした。 思わず間抜けな声を出す。
カエデ
莉子
莉子
カエデ
莉子
カエデ
カエデ
莉子
莉子
血相を変えて莉子は立ち上がり、 楓を睨む。 楓は目を丸くして、ただ莉子を見ていた
莉子
莉子
莉子
莉子
カエデ
カエデ
莉子
カエデ
カエデ
カエデ
カエデ
カエデ
カエデ
カエデ
灯りが、消えた。
莉子
カエデ
莉子
カエデ
暗闇に浮かぶ、白い幽霊の 不気味な笑み。
莉子
白い幽霊
手前にいる楓を無視して、 莉子に襲いかかる。 満面の笑みを浮かべていても、 前回の怨みがひしひしと伝わるようだ
カエデ
カエデ
楓が右手に持つ御札を 幽霊の左手に振り下ろすと 幽霊はうめき声を上げて飛び退く。 幽霊の左手は霧散していた。
カエデ
白い幽霊
幽霊はまた薄笑いをすると、トンネルの壁に入っていく
カエデ
莉子
白い幽霊
楓がいる場所の真横の壁から、 幽霊が飛びたしてきた。 幽霊は楓に体当たりすると、 よろめき、御札を落として 倒れ込む。
あとは手を頭に振り下ろすだけ─────
カエデ
莉子
楓に手を伸ばそうとする幽霊を 蹴り飛ばして押し退け、馬乗りになる
莉子
札を右足に振り下ろす
莉子
今度は左足を。
白い幽霊
弱った事で消えかかった幽霊から 薄ら笑いは消えている。憎悪の表情。 幽霊は最後の力の全てを 莉子の顔に右手で触れることに注いだ。
莉子
右手を掴み、何度も振りかざし バラバラにする
白い幽霊
莉子
頭を掴み、幽霊の首を御札が横切った
四肢と首を斬られた幽霊は 徐々に崩れて消えていく
莉子
莉子
カエデ
莉子
カエデ
莉子
莉子
莉子
カエデ
莉子
莉子
莉子
カエデ
莉子
カエデ
莉子
カエデ
カエデ
カエデ
カエデ
莉子
カエデ
カエデ
莉子
莉子
カエデ
カエデ
幽月楓 ゆうづき 楓
コメント
12件
え、完成度高くて凄い✨ 尊敬します🥹💖
本当に1話1話の完成度が高いですね。この先の話も、じっくりと読ませていただきます。
「私があなたに代わって」 までは先日読ませて頂いてたのですが… 打って代わり幽霊トンネルからの2連作、内容、文章量共にとてもよく詰まってる作品だなと素直に感じました✨ これ普通に2話以降も読んでいきたいという次回期待しちゃうところもかなりポイント高いです!