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野外活動編
担任
クラスメイト
クラスメイト
如月 鈴
ザザッ
クラスメイト
早速、小さな青色のスライムが現れた。
担任
クラスメイト
大地の属性を持つ生徒がスライムをツタで拘束。
クラスメイト
森では火属性の魔法は使えないから、 火属性の生徒は私と同じように武器を扱う。
緊張からか少し大振りだが、 なんとかスライムを切り刻めたらしい。
クラスメイト
クラスメイト
担任
先生の呼び掛けと共に、魔力の集まりを感じてか茂みから 次々と魔物が現れる…少し数が多い。
クラスメイト
ざっと10体といったところか。さっきは一体にみんなが集中していたから傍観してたけど、今回はそうはいかない。
如月 鈴
そう呟いて、背中に納めていた大鎌を構える。
如月 鈴
校内にある自衛用の武器庫で、自分の武器を選ぶ。
担任
担任
担任
武器を選ぶと、その人にあった属性の魔石になる。
持つ人の力によって武器の強さも変わるので、 あまり気にしなくても良いらしい。
如月 鈴
担任
そうして、私は目の前の数々の武器を、一つ一つ見つめる。
如月 鈴
そう言って、私は大鎌を手に取る。 なんとなく、他の武器とは違った何かを感じたから。
如月 鈴
担任
手に取った瞬間、大鎌と私は淡い虹色の光に包まれた。
如月 鈴
__
如月 鈴
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如月 鈴
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そういって、魔石が見たこともないほど綺麗な虹色で、見た目も所々変わっている大鎌が、目の前に現れる。
如月 鈴
まるで、この大鎌に意思があるかのよう、
__
如月 鈴
__
如月 鈴
如月 鈴
担任
如月 鈴
担任
如月 鈴
担任
担任
如月 鈴
そうして大鎌に先生が触れた瞬間__火花が散った。
担任
如月 鈴
担任
如月 鈴
担任
「あなたはこれから、このヤンチャ坊主に振り回されるでしょうが…まぁ、良いパートナーとなるでしょう。」
如月 鈴
担任
如月 鈴
担任
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴
重い大鎌を、魔物に向かって精一杯に振り下ろす。
如月 鈴
やばい…重心を少しでもズラせば、 大鎌の重さに負けて前に転がりそう。
如月 鈴
それでもなんとか制御して、大鎌の行先を見届ける。
如月 鈴
大鎌は遠慮を知らず、魔物の肩から下を切り落とす。 真っ二つになって塵になる魔物を見て、罪悪感をどうしようもないほどに感じて、吐き気が止まらない。
如月 鈴
私が、殺した。私が、生命を奪った。 自分の手で、自分の意思で。
如月 鈴
担任
如月 鈴
目の前に広がるのは、魔物と必死に戦う皆。
天野 なぎさ
クラスメイト
天野 なぎさ
クラスメイト
…。
クラスメイト
クラスメイト
学級委員長
如月 鈴
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
如月 鈴
担任
…先生が行った方がいいのでは?
目の前には、クラスメイトを捕らえたゴブリン、 魔法の精度と威力的に至近距離の彼らに魔法を撃てない生徒、 剣や弓が使い物にならなくなってどうにもできない生徒達。 1番強いし動いてないのに1番ビビってる生徒。
…最後の一人はまじでなんなん。
如月 鈴
幸いにも、ゴブリンは背後にいる私に気付いてない。 いける。この距離なら、まだ間に合う。
如月 鈴
そう叫んで、力一杯大鎌を振りかざす…。
担任
担任
担任
クラスメイト
如月 鈴
なんとか野外活動を終えた。
皆無事に終えることが出来て、良かったと思う。
あの大鎌は、あとから先生と一緒に、厳重に保管した。
次何かあったとき、私がまたいつでも使えるように してくださるそうだ。
…疲れた、早く帰って、ベットで寝よう。
如月 鈴
如月 鈴
如月 鈴