TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

淡月

(……ここか)

淡月

(心スポで有名なとこだ)

補助監督

淡月さん

補助監督

おまたせしました

補助監督

今から帳を降ろさせていただきますね

淡月

ありがとうございます♡

闇より出て闇より黒くその穢をみそぎはらえ

淡月

……

呪霊

う"がぁ"ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛

淡月

カチャッ

淡月

バキューン

呪霊

ザフッ

淡月

案の定、弱かった

呪霊

ボトッ

淡月

淡月

(ノ´ω`)ノヒョイ

淡月

タバコ……

淡月

ひっさしぶりに吸うか

淡月

懐かしい……

淡月

ふふっ、あいつとよく2人で吸って生徒指導送りになったっけ

スゥ

淡月

あ、帳おりた

補助監督

お疲れ様です

補助監督

任務は終了致しましたので帰って貰っていいです

淡月

ありがとうございまぁす♡

補助監督

それでは私はこれで

淡月

はぁい♡

淡月

……ここってあそこの近くか

淡月

ついでに行くかぁ

淡月

えぇ……もう夜じゃん

淡月

まぁ着いたの夕方だし……それくらいか

淡月

帰ろうか悩むけど……

淡月

夜の方が綺麗だしいっか

淡月

……カチッ

淡月

𓏸𓂂𓈒🚬

淡月

(私も、お前も)

淡月

(いや、私が)

淡月

完璧じゃなければ……こうはならなかったのかな

淡月

……ごめん

淡月

なんて

淡月

聞こえてるわけもないけどね……

あいつとの出会いは学校だった

淡月

はぁー、まじでだるい

淡月

この辺り消してやろうかな……

???

それはやめとけw

淡月

んでだよ

淡月

莎織

莎織

だってめんどいやん?

淡月

せやなw

2人なら、なんでも出来る気がしてた

でもそれはほんとに気がしてた

ってだけだった

淡月

あー!ほんまだるい!

莎織

それな

莎織

何で俺らが指導対象やねん

淡月

淡月

てゆうか今日の先生さ

淡月

呪霊につかれてたでなw

莎織

それなw

私たちはお互い、術式を持っていたから

呪霊が見えたから

打ち解けるのにそう時間もかからなかった

莎織

お前の術式チートすぎるんだよw

淡月

www

淡月

ええ所生まれなだけあるやろ?

莎織

ムカつくけどなw

淡月

お前もまぁまぁええのやん

莎織

俺の術式なぁ、自爆系やん?

淡月

まぁ、せやなぁ

莎織

だからあんま派手にできひんねんな

淡月

それは言えてる

淡月

私もまぁ派手にできひんけどな

莎織

呪術師は肩身が狭いってことだけわかったわ

淡月

それなw

こいつとはずっっと

死んで腐るまで親友でいれると

勝手に思ってた

なんなら、離れる想像すらしたことがなかった

淡月

〜〜〜〜!

周りのヤツ

〜〜!

淡月

(私の事何も知らないくせに)

次第に私は

術式を使えば、大抵なんでもできるから

なんでも出来るすごいやつ

と囲まれるようになった

淡月

|˙꒳​˙) チラッ

莎織

……

次第にあいつは1人になってしまった

あいつの心に、気づいていればこんなことにはならなかった……のかな

淡月

〜♪

莎織

((((( *˙˙)トコトコ…

淡月

あ!莎織!

莎織

……^^

莎織

((((( *˙˙)トコトコ…

淡月

……?

あいつは私を避けるようになった

淡月

(結局なんであいつ私避けてるんだろ……)

莎織

((((( *˙˙)トコトコ…

淡月

莎織!

莎織

あぁ、淡月

淡月

最近どした?

莎織

いや……特に何も

淡月

嘘だ

淡月

お前、だって最近呪力のコントロールできなくなってる

莎織

……なんでも分かるってことか

淡月

せや

莎織

最近、呪霊多くてさ

莎織

もー、、ねられへんしさ

淡月

あー、分かる

莎織

ムカつくわァw

淡月

……死ぬなよ

莎織

は?

莎織

死ぬわけないやんか……w

莎織

何言ってんねんw

淡月

……ま、そうか!

この言葉を疑わなかった私が悪かった

屋敷の人

淡月様

屋敷の人

莎織様から電話でございます

淡月

淡月

ガチャッ

淡月

しもしも?

莎織の親

あぁ、淡月ちゃん

莎織の親

落ち着いて聞いて

莎織の親

莎織が自殺した

淡月

……は?

淡月

ちょ、今なんて?

淡月

そんなわけ……ないでしょ!!

莎織の親

……ごめんね

淡月

なんで謝ってるんですか!

莎織の親

……あの子の遺言聞くかい?

莎織の親

でも、きっと君を呪う言葉になる

淡月

聞きます

淡月

呪われてもいい……私は最強だから

淡月

そんな呪い、解いてやりますよ

莎織の親

……なら読むよ

莎織の親

天花淡月

莎織の親

君は俺の1番の親友だよ

莎織の親

でも、そんな君が、僕はいちばん憎い存在でもあった

莎織の親

君はなんでも出来て、

莎織の親

僕は劣っているところがある

莎織の親

俺はもうそろそろ、自分のことが制御できなくなりそうだ

莎織の親

淡月、俺は

お前を最強としか見たことがなかった

莎織の親

どれだけ仲良くても、埋まらない心の穴が広がった

莎織の親

お前のことを親友だ

莎織の親

と思う裏腹

莎織の親

お前に対しての憎悪が溢れていた

莎織の親

俺は……

莎織の親

もうこの押えきれない感情を、自分の自爆技で消そうと思う

淡月

……自爆技って!

莎織の親

察しのいいお前なら気づくかな?

莎織の親

そう

莎織の親

自分の体を異次元空間に繋げて、その反動で爆発する技さ

莎織の親

特級と戦った時に使った

莎織の親

お前ならあんなの一撃だ

莎織の親

そんなの分かりきっている

莎織の親

でも、死ぬ間際まで、お前が親友で、憎い相手だった

莎織の親

だから、俺は呪いをかけた

莎織の親

この手紙のことを聞いたり、読んだりしたら

莎織の親

お前は5年後に死ぬっていう呪いを

淡月

……

莎織の親

解呪方法は、俺にも分からない

莎織の親

5年経ったらお前は消えていく

莎織の親

ごめん

莎織の親

お前といた時ですら、愛せていたのか分からない

莎織の親

でも、お前のことは……上で待ってる

莎織の親

5年寂しいだけだ

莎織の親

呪っといてこんなこと言うとか変だよな

莎織の親

お前と、2人で呪術師してたのは

莎織の親

楽しかったし

莎織の親

多分その時は愛せてた

莎織の親

じゃあな

莎織の親

また5年後

淡月

全く……

淡月

ほんとバカだよあいつは……笑

淡月

私に、誰かに相談すれば良かったのに

淡月

1人で抱え込むから

淡月

死ぬんだよ

淡月

バーーーーカ

淡月

もう4年だったんだ、私の寿命はあと1年

淡月

結局、4年間何も出来なかったな

補助監督

……

呪われ少女は自分を隠す

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

500

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚