テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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前触れの無さすぎる転生で幻想郷に来た。

第10話 - 紅魔館へ突然なお泊まり。

2024年10月25日

#ファンタジー

#恋愛

#幻想郷

#転生(?)

櫻の鳴く時

黒孤

...んん..

黒孤

もう朝か...

霧雨魔理沙

おはよう、黒孤！

黒孤

あれ、魔理沙？霊夢は？

霧雨魔理沙

あいつちょっと人里に用があるらしくてな。

霧雨魔理沙

んで私とお前が留守番って訳だ。

黒孤

なるほど。

黒孤

...ﾌﾗｯ

霧雨魔理沙

だ、大丈夫か？

黒孤

まだあの時の反動が残ってるのかも..

霧雨魔理沙

まあなんだ！

霧雨魔理沙

異変も解決したし、

霧雨魔理沙

今日は少しゆっくりしたらどうだ？

黒孤

そうするよ。

黒孤

...あ。

霧雨魔理沙

どうしたんだ？

黒孤

そう言えば昨日レミリアに時間があるなら紅魔館にいつでも来ていいって..

霧雨魔理沙

お、行くのか？

黒孤

まあ流石にお土産の一つや二つは持ってくよ。

霧雨魔理沙

そうか。

霧雨魔理沙

じゃあ行ってらっしゃい。

黒孤

行ってきます。

霧雨魔理沙

...

黒孤

ここは...

チルノ

あー、黒孤！！

黒孤

ビックリした、チルノか。

チルノ

あたいまた強くなったんだ！！

チルノ

ちょっと試しに戦ってよ！

黒孤

まあ時間はあるし..

黒孤

いいよ！

チルノ

最強の力、見せてやる！！

チルノ

アイシクルシュート！！

黒孤

早い！

黒孤

ッと！

黒孤

ダークフォックス！！

チルノ

うわぁ！！

チルノ

くぅ..

チルノ

お前にあたいの本気見せてやる！

チルノ

凍符！

チルノ

パーフェクトフリーズ！！

黒孤

(未来を見るのは間に合わなそう..)

黒孤

なら！

黒孤

黒符！

黒孤

「白孤繚乱」！！

チルノ

！

チルノ

うわぁ！

ﾎﾞﾝｯ

黒孤

よし、俺の勝ち！

チルノ

くそー！

チルノ

あたいに勝つなんてやるなお前！

チルノ

よし、これやるよ！

黒孤

これは..石？

チルノ

川の近くで見つけた綺麗な石に、

チルノ

あたいの冷気を周りにつけたものだ！

黒孤

綺麗..!

チルノ

これを上げるのは私が認めたやつと気に入った奴だけだ！

チルノ

これを持ってるのはあたいの親友の大ちゃんだけなんだそ！

黒孤

それは貴重だね..

チルノ

お前は私が気に入ったやつだからな！

黒孤

ありがとう！

黒孤

あ、そろそろ行かないと。

黒孤

またね。

チルノ

うん！

チルノ

...なあ大ちゃん！

大妖精

どうしたのチルノちゃん？

チルノ

あたいあいつが気に入ったんだけどな？

チルノ

何か大ちゃんとは違う感じで気に入ったんだ！

チルノ

でもなんでだろうな！

大妖精

...チルノちゃんそれ恋じゃない？

チルノ

こい？なんだそれ！

大妖精

うーん..

大妖精

まあとても大事な人ってこと！

チルノ

へえ...

大妖精

黒孤さんって確かに何処か魅力があるもんね！

チルノ

それはよく分からないけどな！

黒孤

着いた..

紅美鈴

zzz...

黒孤

美鈴さんまた寝てる..w

黒孤

起きてください、

紅美鈴

！

紅美鈴

い、いや咲夜さん、これは違うんですよ！？

紅美鈴

って黒孤さん！

黒孤

お久しぶりです。

紅美鈴

何かご入用ですか？

黒孤

ちょっとレミリアさんと会いに。

紅美鈴

お嬢様ですね。

紅美鈴

どうぞー

黒孤

ありがとうございます！

紅美鈴

はーい♪

黒孤

ここは..

黒孤

そう言えばここで咲夜さんと戦ったんだっけ。

十六夜咲夜

...あ、黒孤じゃない。

十六夜咲夜

何か用？

黒孤

あ、咲夜さん。

黒孤

レミリアさんに会いに来ました。

十六夜咲夜

案内するわ。

十六夜咲夜

ここよ。

黒孤

ありがとう！

十六夜咲夜

じゃあ私は行くわね。

ﾌｯ

黒孤

おお、消えた。

黒孤

さて..

黒孤

ｺﾝｺﾝ

レミリア・スカーレット

入りなさい。

黒孤

お邪魔します..

黒孤

...こ、これつまらない奴だけどどうぞ。

レミリア・スカーレット

そんなかしこまらなくていいわよ。

レミリア・スカーレット

...でもありがたく頂くわ。

レミリア・スカーレット

それで、よく来たわね。

レミリア・スカーレット

ちょうど今から紅茶を飲むところだったの。

レミリア・スカーレット

貴方もどう？

黒孤

じゃあ、お言葉に甘えて。

レミリア・スカーレット

...こうしてゆっくり誰かと話しながらお茶を飲むのは初めてね。

黒孤

そうなんだ..

黒孤

それにしてもこの紅茶美味しい..

レミリア・スカーレット

そ、そう？

レミリア・スカーレット

実はいつもは咲夜が淹れてくれてるんだけど、

レミリア・スカーレット

今日は貴方が来るから私が色々な茶葉をブレンドして淹れたのよ。

黒孤

すごい、レミリアってそんな事まで出来るんだね。

レミリア・スカーレット

...まあね。

レミリア・スカーレット

貴方の持って来たクッキーもとても合うわ。

黒孤

そう？それは良かった。

黒孤

(うぅ...人里の少し高そうなクッキーがあそこまでするなんて..)

黒孤

(人里でお手伝いして稼いだお金無くなったけど、)

黒孤

(喜んでもらえて良かった。)

レミリア・スカーレット

..それで、その、

レミリア・スカーレット

この前の話は考えてくれたかしら？

黒孤

！

黒孤

...俺はまだ自分の気持ちが分かって無いんだ。

黒孤

でも、

黒孤

まだ好きな人は出来てない..から。

レミリア・スカーレット

...そう。

レミリア・スカーレット

まあいいわ。この話は終わりにしましょう。

黒孤

..!?

黒孤

やばい、もうこんな時間！？

黒孤

もう暗いしな..

黒孤

ちょっと霊夢に連絡して来る..

レミリア・スカーレット

..え、どうやって？

レミリア・スカーレット

紅魔館に電話はないわよ？

黒孤

大丈夫！

黒孤

霊夢からもらった意思疎通のお札が..

黒孤

お札..が...

黒孤

...ない！！？

黒孤

なんで！？

黒孤

...あっ。

遡る事数時間前..

チルノ

ていやぁ！！

黒孤

　早い！！

黒孤

ﾋｭﾝｯ

ﾊﾟｻｯ(お札)

ﾁｬﾎﾟﾝ

黒孤

...やらかしたぁぁぁぁ！！！

レミリア・スカーレット

...飛ぶ事は出来るんじゃないの？

黒孤

出来るけど一人は無理で..ごめん...

レミリア・スカーレット

困ったわね、私も今出るわけには行かないし...

レミリア・スカーレット

報告だけなら妖精メイドにも出来るかもだけど...

レミリア・スカーレット

...そうね、咲夜。

十六夜咲夜

お呼びでしょうかお嬢様。

レミリア・スカーレット

...ﾎﾞｿｯ彼を泊まらせたいのだけど、空いてる部屋の準備をお願いしたいの。

十六夜咲夜

...!はい、ご用意させてもらいます。

十六夜咲夜

お食事もご用意しますか？

レミリア・スカーレット

お願いするわ。

十六夜咲夜

わ、分かりました。

十六夜咲夜

...♪少し私も楽しみだわ。

十六夜咲夜

ﾌｯ

レミリア・スカーレット

...悪いけど黒孤。

黒孤

？

レミリア・スカーレット

その、良ければなんだけど、

レミリア・スカーレット

今日だけ紅魔館に泊まって行かないかしら？

黒孤

...!?

黒孤

い、いやいや悪いよ！

レミリア・スカーレット

大丈夫よ。

レミリア・スカーレット

そもそも私たちは貴方に救われてるもの。

レミリア・スカーレット

これくらい大した事じゃないわ。

黒孤

それでも悪いよ...

レミリア・スカーレット

でも、もう咲夜に頼んじゃったわよ。

黒孤

...本当にごめん、お願いします..

博麗霊夢

黒孤、全然帰ってこないわね...

霧雨魔理沙

そう言えばあいつ紅魔館に行ってから帰ってきて無いぞ？

博麗霊夢

はぁ！？

博麗霊夢

アイツら黒孤に何もしてないでしょうね...

霧雨魔理沙

...何だ、霊夢も黒孤が大好きみたいだな！

博麗霊夢

「も」って何よ。

霧雨魔理沙

い、いやぁ？へへ//

博麗霊夢

あんた黒孤の事になると急に乙女らしくなるじゃない。

博麗霊夢

魔法ときのこの事しか考えて無いと思ってたわ..w

霧雨魔理沙

はぁー！？

霧雨魔理沙

お前こそ黒孤の事になると露骨に雰囲気変わるじゃねえか！！

霧雨魔理沙

異変の時の冷静さはどこに行ったんだよこの脇巫女！！

博麗霊夢

言ったわね！？

霧雨魔理沙

なんだとぉー！？

博麗霊夢

あんたは黒孤の何に惚れたのよ。

霧雨魔理沙

はあ？

霧雨魔理沙

そりゃお前な、

霧雨魔理沙

やっぱり見た目とのギャップとか、

霧雨魔理沙

何よりも優しいところだな！

霧雨魔理沙

あいつ人里で私と歩いてる時、

霧雨魔理沙

私が人に当たらないようにしてくれたんだぜ？

霧雨魔理沙

それに、

霧雨魔理沙

戦ってる時との違いも好きだな..

霧雨魔理沙

ってお前はどうなんだよ！

博麗霊夢

...私は、

博麗霊夢

あの異変の時に覚醒してたけど、

博麗霊夢

あの私たちを守ろうとする姿で好きになったわ。

霧雨魔理沙

..そうか。

霧雨魔理沙

ところで霊夢。

博麗霊夢

何よ。

霧雨魔理沙

あいつ地霊殿でレミリアとさとりに告白されてたぜ？

博麗霊夢

...本当？

黒孤

...改めて見ると本当に大きな屋敷だね。

レミリア・スカーレット

そうかしら？

黒孤

俺もいつかこんな屋敷で住みたいよ..

レミリア・スカーレット

...住みたいなら住めば良いのに。

黒孤

ん、何か言った？

レミリア・スカーレット

...

十六夜咲夜

お料理を運んできますね。

黒孤

お願いします..！

パチュリー・ノーレッジ

...あ、黒孤。

黒孤

あ、久しぶりですパチュリーさん。

パチュリー・ノーレッジ

...

フランドール・スカーレット

えー！今日黒孤ここに泊まるの！？

フランドール・スカーレット

やったー！！

フランドール・スカーレット

黒孤、寝るお部屋が無いならフランの部屋に来てもいいよー！

レミリア・スカーレット

！？

レミリア・スカーレット

ちゃ、ちゃんと部屋はあるから大丈夫よ。

黒孤

はは...

黒孤

ご馳走様でした..!

黒孤

すごい美味しかった..

十六夜咲夜

あら、それは良かったわ。

十六夜咲夜

(腕によりを掛けて作った甲斐があったわね。)

黒孤

ご飯までありがとうございます咲夜さん！！

十六夜咲夜

メイドとして当然よ。

レミリア・スカーレット

...さて、私はお風呂に入って来るわ。

レミリア・スカーレット

黒孤は咲夜が部屋まで案内してくれるからついて行って頂戴。

黒孤

わ、分かった。

黒孤

...何から何までごめん。

レミリア・スカーレット

気にしなくていいわ。

レミリア・スカーレット

咲夜、黒孤に案内をしてあげて。

十六夜咲夜

承知しました。

十六夜咲夜

一通り紅魔館の紹介は終わったわ。

黒孤

ひ、広かった...

十六夜咲夜

お嬢様にも聞いてきたけど、

十六夜咲夜

お風呂は好きな時に入って良いわよ。

十六夜咲夜

...一人が怖いなら私も一緒に入ってあげるわよ。

黒孤

！？

黒孤

一人でも入れるよ...

黒孤

紹介ありがとう！

黒孤

早速お風呂に行って良いかな？

十六夜咲夜

大丈夫よ。

十六夜咲夜

少し古いやつだけど着替えも置いとくわ。

黒孤

ありがとう！

黒孤

でかい...

黒孤

俺の部屋くらい大きいんだけど..

黒孤

着替えて...

黒孤

ｶﾞﾁｬ

レミリア・スカーレット

...!!?

黒孤

ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！？

黒孤

ごめんなさい！！！

レミリア・スカーレット

...別にいいわ。

レミリア・スカーレット

...どっちもタオル着けてたし..

レミリア・スカーレット

...入らないのかしら？

黒孤

...え？

黒孤

だってさ..

黒孤

(温泉とは訳が違うじゃん！？)

黒孤

あ..お、お邪魔します...

黒孤

(おい馬鹿何してんだ俺！？)

レミリア・スカーレット

...折角二人だから、積もる話もさせてもらうわ。

黒孤

うん..

レミリア・スカーレット

...あの時の事をフランは今でも話して来るの。

レミリア・スカーレット

黒孤が止めてくれたけど、お姉様本当にごめんなさいって。

黒孤

...

レミリア・スカーレット

フランも口には出さないけど貴方にとても感謝しているの。

レミリア・スカーレット

それは分かって欲しいの。

黒孤

勿論分かってるよ！

レミリア・スカーレット

あと..

レミリア・スカーレット

フランがもう一つ話してきたの。

黒孤

何を？

レミリア・スカーレット

...それは本人から聞くことね。

レミリア・スカーレット

...

黒孤

あ...

黒孤

体を洗いたいから少し目を瞑って貰えると..

レミリア・スカーレット

貴方が入ってきたのに私が目を瞑るの？

黒孤

う...

レミリア・スカーレット

私は気にしないから大丈夫よ。

黒孤

そうじゃ無いんだけど..?

レミリア・スカーレット

...それとも断るのかしら？

黒孤

あ...分かったよ..

黒孤

ｺﾞｼｺﾞｼ

黒孤

ﾁﾗｯ

黒孤

...

レミリア・スカーレット

身体を洗ってあげても良いわよ？

黒孤

い、いや自分で洗えるから大丈夫です..

レミリア・スカーレット

...そう。

黒孤

ｽﾞｷｯ

黒孤

ッ！

レミリア・スカーレット

...遠慮しなくていいわ。

黒孤

ち、違う...

黒孤

フッ！

黒孤

ｽﾞｷｽﾞｷｯ

黒孤

...ぐぁぁ...

レミリア・スカーレット

もう勝手にやらせて貰うわ。

黒孤

え、

レミリア・スカーレット

ｺﾞｼｺﾞｼ

黒孤

あ、ありがとう..?

レミリア・スカーレット

...

レミリア・スカーレット

この前使っていた能力の反動かしら？

黒孤

た..ぶん...

黒孤

(...心臓が持たないんだけど)

レミリア・スカーレット

私が言うのもだけど、

レミリア・スカーレット

あれほどの力を使って歩ける時点で凄いと思うわ。

黒孤

そう..なんだ。

黒孤

(何か当たってんだけど！？)

レミリア・スカーレット

...♪

レミリア・スカーレット

背中は洗い終わったわよ。

レミリア・スカーレット

じゃあ次は前かしら？

黒孤

！？

黒孤

前は自分で洗えるから大丈夫だよ！？

レミリア・スカーレット

..そうなの。

黒孤

ｻﾞﾊﾞｯ

黒孤

よし、洗い終わった..

レミリア・スカーレット

じゃあ次は私ね。

黒孤

あ、じゃあ先に出てるよ。

レミリア・スカーレット

...何を言っているのかしら？

黒孤

ｴ?

レミリア・スカーレット

貴方も私の体を洗って頂戴。

黒孤

...冗談とか、

レミリア・スカーレット

私、冗談は嫌いなの。

黒孤

...??

レミリア・スカーレット

それとも、

レミリア・スカーレット

私がしてあげた事を貴方は出来ないのかしら？

黒孤

ッ...

黒孤

分かったよ...

レミリア・スカーレット

それで良いのよ。

黒孤

良くねえよ...?

黒孤

...流石に前は自分で洗えるでしょ？

レミリア・スカーレット

...ふふ、どうかしら。

黒孤

...//

黒孤

失礼します..

黒孤

ｺﾞｼｺﾞｼ

黒孤

...よし、終わりでいいよね？

レミリア・スカーレット

...まあいいわ。

黒孤

じゃあ先に出てるよ。

レミリア・スカーレット

ええ。

レミリア・スカーレット

こんなに楽しいのはいつぶりかしら。

黒孤

うーん、

黒孤

こっちだっけ。

パチュリー・ノーレッジ

あ、黒孤。

黒孤

あ、パチュリーさん。

パチュリー・ノーレッジ

そうそう、あなたに渡したい物があったの。

黒孤

これは？

パチュリー・ノーレッジ

簡単な魔導書の一つよ。

黒孤

どんな魔法があるの？

パチュリー・ノーレッジ

それは試してみる事ね。

黒孤

こんな分厚いの、いいの？

パチュリー・ノーレッジ

同じ物がまだ図書館に残ってるから大丈夫よ。

黒孤

分かった、ありがとう！

パチュリー・ノーレッジ

大丈夫よ。

パチュリー・ノーレッジ

...

パチュリー・ノーレッジ

...♪

黒孤

お、おお..!

黒孤

テンションが上がるくらい広い..!

フランドール・スカーレット

ｶﾞﾁｬ

フランドール・スカーレット

黒孤ー！

黒孤

ん、どうしたのフラン？

フランドール・スカーレット

今日黒孤の部屋で寝て良いー？

黒孤

えっ

黒孤

あー...

黒孤

(俺が床で寝れば良いか。)

黒孤

いいよ！

フランドール・スカーレット

じゃあ一緒に寝よう！

黒孤

ん？

黒孤

あ、フランが一人でベット使って良いんだよ！

フランドール・スカーレット

えー？

フランドール・スカーレット

フラン黒孤が横に居ないと寝れないよー(棒読み)

黒孤

...いや同じ部屋に居るんだから大丈夫..

フランドール・スカーレット

とにかく！

フランドール・スカーレット

フラン黒孤と一緒に寝るの！

黒孤

(マジかよ..)

黒孤

(誰かと一緒に寝るのも初めてなんだけど??)

黒孤

(...)

黒孤は考えるのをやめた。

黒孤

まあ..いいよ...

フランドール・スカーレット

やったーー！

フランドール・スカーレット

...♡

黒孤

ｿﾞｯ

黒孤

(最近何故か女性と二人きりになると少し背が冷えるんだよなぁ...)

黒孤

(何となく理由分かるけど)

黒孤

じゃ、じゃあ寝るか！

フランドール・スカーレット

おやすみー。

黒孤

ｽﾞｷｽﾞｷ

黒孤

(いてて...)

黒孤

(いつ治るんだ、これ？)

黒孤

(と言うかフラン顔近い..)

黒孤

(少し離れ...)

フランドール・スカーレット

ｷﾞｭｯ

フランドール・スカーレット

フランから離れちゃダメだよ...zz

黒孤

！？

黒孤

(何とか振り..)

黒孤

(力強え...泣)

フランドール・スカーレット

お姉様...黒孤...

フランドール・スカーレット

ごめんなさい...

黒孤

！

黒孤

(あの事気にしてるんだ..)

黒孤

(...)

黒孤

大丈夫だよ。

黒孤

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

フランドール・スカーレット

えへへぇ...//

黒孤

(グッ、力強くなった..)

黒孤

(胸に顔当たるって..!)

黒孤

ﾌｯ！！

黒孤

(よし、少し離れた。)

黒孤

(...マジでほんの少しだな)

フランドール・スカーレット

んー、！

フランドール・スカーレット

ｷﾞｭｰ

黒孤

んむっ！？

黒孤

む、むぐぐ...

黒孤

(当たってる！顔に当たってる！？)

黒孤

グッ、ンンン！！

黒孤

ﾌﾟﾊｧｯ

黒孤

(危なかった、窒息するかと思った..)

黒孤

(...これレミリアが知ったら普通に俺やばいな)

黒孤

(寝よう...)

黒孤

zzz...

フランドール・スカーレット

んー...//

フランドール・スカーレット

ｷﾞｭｰｰｰ

黒孤

んぐっ

黒孤

むぐ..

黒孤

...んー...zz

次の日この事を知ったレミリアはフランと黒孤を叱りながら羨ましか思ったとさ。

前触れの無さすぎる転生で幻想郷に来た。

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