あ”
あ”
あ”
6月16日
月曜日
yan
でさぁ~へ~
ガヤガヤガヤ
いつもの景色 いつものように登校して学校に来た なぜか胸騒ぎが収まらない
学校に行っても”脱退”が頭をよぎる なんでこんなことになったんだろう 心の奥で沈んでいくものを感じる
ガラガラガラ
教室に入って分かる
皆が一斉に俺の方を向いて 冷たい視線を向けてくる その目の冷たさに思わず後ずさりする
しばらくして、案の定、皆はそれぞれの会話に戻っていった、、、
(クスクスクス) (来た来た) (あんなことしたのによくこれたね) (ほんと最低だよな) (ねぇねぇ聞いたあの噂!)
自分の机に着いた瞬間、驚きと戸惑い、不安が襲う
どっかのマンガで見たような、よくある ”落書き”なるものがされている それは俗にいう暴言だということもわかる
どうすることもできず、、ただ時間は流れていく、 皆は何を思っているんだろう どんな表情でこれを見ているんだろう、、 ただただ空しい
雑巾で拭く、涙が出そうになる、 そんなことをしているとホームルームのチャイムが鳴った
~昼休み~
クラスメイト
バシャ!!!
クラスメイト
yan
yan
びっくりして斜め上をみると、 よく話していた友達が飲み物を垂れ流していた オレンジジュースらしき飲み物で ベタベタになった手を見つめる
クラスメイト
え~まじwww ダサすぎw いじめっ子だからしゃーないw 最高だろお前wwww頭良すぎw
クラスメイト
クラスメイト
あまり状況が理解できず 唖然とする
チラッ
yan
こんなときまでメンバーを頼ろうとする自分がいる
さっきまでクラスにいた彼はどこか行ってしまった、
yan
学校ではこんな感だろうなこれからも、 家では帰っても無視されるし、 ご飯もお風呂も皆とは一緒じゃないし、
yan
ジャーーー
ベトベトになった服を水道で洗い、湿った服を着る
キーンコーンカーンコーン
休み時間の終わるチャイムだ
yan
タッタッタッタ
hr
yan
おかえりなんて言ってくれないか
yan
どうせ誰も相手にしてくれないし、 話も聞いてくれないし、
何も話し合わずに、俺が一方的に 悪いって押し付けてきた事に対する憎しみ
なのにまだ皆なら分かってくれるって信頼している 自分がいた
今まで積み上げてきた 過去が意味のないものになっていく感覚が どうしても許せなかった
無駄だったんだなぁって、あの楽しかった時間が
yan
yan
yan
hr
hr
hr
hr
hr
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