テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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宮双子の姉はバレーの化け物らしい。

第9話 - 気不味い。

2025年01月24日

#ハイキュー

#夢小説

#稲荷崎

朧月

今日和、朧月です！

朧月

何時も閲覧にハートとか、
ほんっと有り難う御座います！

薫

感謝してもしきれへんわ‥‥

薫

之からも、ちっぽけやけど
俺等の物語を宜しゅうな！

朧月

じゃースタート！

薫

真桜ォォォ？！

真桜

薫ッッッ？！

真桜

え、ちょ、何で此処に

薫

いや、俺の台詞なんやけど？

薫

真桜、いっつも遅いし
此の時間帯で会うとはなぁ思て。

真桜

其れは‥‥
アンタもじゃないの？

薫

まー確かに。

薫

取り敢えずゥ、侑と治の下駄箱に
折り畳み突っ込んで〜。

薫

入部届、職員室の方で貰おかなって
考えて出て来た。

真桜

え、傘？今めっちゃ
晴れてんのに？

薫

え、スマホの天気予報で
午後は雨って来てん。

真桜

嘘ッ、マジ‥‥？

薫

当たるかは知らんけど。
持って来て無いんなら、先生に
借りれば良ぇやん。

真桜

そ、そう‥‥よね。

薫

おん。

薫

‥‥

真桜

‥‥何で止まってんの？

薫

え？あ、いや、え、うん。
（　学校への道を向き

真桜

‥‥

薫

‥‥

（　真桜の右手を左手で掴み
　　再び地面を蹴って

真桜

は、っ、ちょ？！
（　引っ張られ乍
　　何とか体制を整えつつ

真桜

て、手ェ繋ぐとか恥ずいから
離してくんない？！

薫

誰も居らへんから良ぇやろ！
其れに今、離したらァ！

薫

真桜、絶対転けるし！

真桜

嫌ぁぁぁぁ！！

允

‥‥え？

薫

着いたァ！
（　立ち止まり

真桜

うぉあっ？！
（　薫に打つかり

薫

あはは、御免！
大丈夫かァ？

真桜

大丈夫‥‥ッ、に、
見え、る？

真桜

ってか、いきなり走らないでよ
吃驚したでしょ‥‥

薫

見えへんなぁ。

真桜

即答‥‥しないでよ‥‥

薫

アハハ‥‥

薫

いや‥‥昨日の事が嘘やったり
夢やったら‥‥どうしようって、
ちょっと心配やったからさァ‥‥
勢いで走ってもうた。

真桜

‥‥アタシ、もなのよ。
頬、朝起きた時に抓ったわ。

薫

そッかぁ。
（　笑

薫

‥‥てか今日は負けやな、良かった。

真桜

‥‥何が、？
（　漸く息が整い始め

薫

ん？あぁ此の前は侑と治が先に
出た筈やのに俺等が一等賞したんよ。

真桜

‥‥ふぅん。

薫

まーそんな事は良ぇ。

薫

‥‥結局なんやけど‥‥
真桜って何で早く来たん？

真桜

‥‥あー‥‥‥‥んーと‥‥

真桜

‥‥

薫

‥‥早く言ってや〜‥‥

真桜

‥‥ぶ、部活戻ろうかな‥‥
とか‥‥なだけ。

薫

へぇ、頑張れ。

真桜

え、ちょ、其れだけ？

薫

え、何を求めてるん？

真桜

‥‥いや、何でも無い‥‥けど。

真桜

見学でも、するわ。
じゃ‥‥

薫

おー、又な。

允

‥‥えっ、あ‥‥

允

‥‥ッ
（　来た道を振り返り

薫

‥‥久し振りに通った感じ。

薫

意識してたのは、ほんと部活に初めて
入る時だった、よなぁ。

薫

‥‥覚えてへんけど。

薫

（　ノック

薫

失礼しまーす。

千春先生

‥‥あら、貴方は‥‥

薫

千春センセー‥‥やないですか。

千春　音希センセー。真桜のクラスの担任。昔は良く部活の事で真桜を呼びに来てたから、顔も知られた。

部活を辞めてからは来なくなったから何か気不味い。其れに何で２人切りに成るかなぁ。

千春先生

‥‥どうしたの？

薫

あ゛ーえっと‥‥入部届の紙が
欲しく、て。

薫

‥‥短くは成るやろうけど、
男バレのマネージャーやりたくて。

千春先生

そう、はい。
（　入部届を渡し

薫

あ、有り難う御座いますッ。
（　受け取り

薫

し、失礼しましたァ！

俺、真桜と仲直り‥‥したんだよな？なのに違う不安が過って、逃げる様に職員室を出た。

千春先生

‥‥？

薫

‥‥はぁ‥‥

薫

‥‥あれ、やべ。
（　折り畳みに触れ

薫

侑と治の下駄箱は‥‥
（　彷徨〃

薫

侑の‥‥有った。
（　ポイと投げ入れ

薫

そーや、２人共クラスちゃう。

薫

治‥‥おし。
（　投げ入れ

薫

ふー‥‥

薫

お、７時少しか。

薫

未だ誰も来てないんか、
何か‥‥不思議な感じやなぁ。

薫

んしょ、っと。
（　鞄を下ろし

薫

‥‥書くか。
（　ペンを回すと
　　入部届の欄を埋めて行き

薫

理由‥‥か。

入部を希望する理由。数秒シャーペンが止まったが『自分が過去に何をしたとしても誰かを支えない理由には成らない。誰かを支えたい。どうせ最後なら大好きだった物を見詰めて卒業を望む。』と書き本当の理由は暈す事にした。言って置いて何だが、未練だとか裏切られるのが怖いとか。今更、めっちゃ恥ずかしいし。

薫

‥‥こんなもんか。

薫

ふぅ‥‥あれ、てか未だ允は
来てへんのやな‥‥

何時の間に教室には数人の生徒。けれど此の時間帯は部活終わりだし允が居ても可笑しくないのに、姿が見えなかった。

鳴斗

おっはよ〜。

薫

あ、鳴斗。
おはようさん〜。

薫

な、允、知らへん？
そろそろ朝練は終わるやろと
思ってたんやけど来てないからァ‥‥

鳴斗

え？
允、今日は休むゆーてたけど
連絡来てへんの？

薫

‥‥え？
（　スマホ見て

薫

来て、へんけど。

鳴斗

嘘やん、、

薫

ま、まぁ休みなら仕方無いわ！

薫

‥‥放課後お見舞い‥‥は無理やな。
後で連絡するか。

（　チャイム音　）

妖弧先生

ハァイ、朝のホームルーム
始めるぞ〜。

朧月

あー！今回ハイキュー伽羅が
出て来なかった事をお許し下さい！

朧月

さて、允ちゃん大丈夫かしら？

鳴斗

知らんわ。
でも何か有りそうで怖い。

薫

まこ、允ォ‥‥

朧月

まぁ允ちゃんに何が遭ったかは
次回から‥‥かな？

朧月

又ね〜！

宮双子の姉はバレーの化け物らしい。

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