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なんだか適当ですみません… でも、あともう少しでこの作品も最終回です…!
…僕は小さい頃から、男性が…
つまり、同性が好きな「同性愛者」だったんだ
でも、それは普通とは違うらしくて…
今まで、ずっとそのことを隠して生きてきた
僕が高校生になるまでは…
あれは、高校2年生の夏…
今でもよく覚えてる、苦くて、いつまでも心の中から消えない思い出
僕は男子校に通っていて…
その中でも同じクラスの、「ドンミン」っていう男の子が好きだった
彼は爽やかな王子様って感じで…
勉強もスポーツもできる、皆から一目置かれている存在だった
それでも彼は天狗になることはなく…
ドンミン
JIN
影の薄かった僕に対しても、優しく接してくれた
そんな、ある日だった…
夏休み前日の放課後、生徒も少なくなった教室で、僕はドンミンとふたりきりになった。
正直、何でそんなところでそうしようとしたのか、今では理解できないけど
JIN
臆病だった僕は、その時ありったけの勇気を出して言ったんだ
JIN
JIN
顔が赤くなって、息が上手く出来なかった
多分、その時は告白できたことが嬉しくて仕方がなかったんだと思う
少し気持ちが落ち着いて、顔を上げたときには
ドンミン
ドンミン
ドンミン
…引きつった顔のドンミンと、辛辣な言葉が待っていただけだった
その瞬間、恥ずかしさと悲しさで顔がかっと赤くなったのを覚えてる
振られたことの恥ずかしさと
自分を、全否定されたような気分
…その後、僕はどうしたんだろうか
気がついた時には自分の家にいて、目が真っ赤に腫れていた
…それから、僕は恋をするのを止めた
恋をしないように、って、いつも自分の中で言い聞かせていた
それなのに
それなのに…
また、僕はテヒョナに、同性に恋をしてしまった
諦めようったって、もう無理なんだ
例え君にこの思いを伝えて、傷つくことになったとしても
もう、それでもいい
君が、僕はやっぱり君が好きなんだ
だから…
JIN