伽side
呪詛師になるって言ってもさぁ… なにすればいいんだろ。
ま、とりあえず地図にも乗ってないような村行ってみるか。
俺は精霊に聴きながら、少しずつ村に向かった。
伽
地図にも載っていないような村は、 呪術を『まがい物』と思う節がある。
狙うならこういうところだ。
俺はすぐに村人と仲良くなり、 色々な噂話を聞くようになった。
伽
村人
今は山奥で監禁している。
伽
村人
村人
伽
村人
伽
村人
伽
村人
あぁ…一発で当たるとは…
こんなにも嬉しいことは無い。
村人
伽
伽
村人
伽
村人が出ていったのを確認し、 俺は女の子に話しかけた。
伽
お名前は?
淋
見るからに、体には傷跡があった。 村人にやられたのか? 目を合わせようとしない。
淋
伽
淋
伽
俺は君を助ける。
その代わり…、
伽
淋
伽
じゃあ…君の術式を教えて?
淋
伽
君は、呪詛師を殺してくれたんでしょ?
それに使った術式。
淋
それで、血液を流れない、ように…
伽
その後は、りんちゃんを牢から出し、 火の精霊を使い、村を全焼させた。
村人
伽
伽
俺がトドメを刺してあげる。
村人
呪って、やるっ、…
伽
呪う?お前らただの人間如きが?俺を?(笑
伽
伽
伽
俺の名前は…『悟』。
伽
俺は氷精霊で、喉を一突きし、トドメを刺してやった。
あの女の子は、『山火事で生き残った子』として、警察に預けておいた。
伽
そうだ、俺の人生には、娯楽がなかった。 いい。とてもいい…!!
とはいいつつも、俺の術式は呪詛師向きじゃない… 人でも殺すか?
あぁ、そうだ。 呪術師を殺せば。