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伽side

呪詛師になるって言ってもさぁ… なにすればいいんだろ。

ま、とりあえず地図にも乗ってないような村行ってみるか。

俺は精霊に聴きながら、少しずつ村に向かった。

…ここか。

地図にも載っていないような村は、 呪術を『まがい物』と思う節がある。

狙うならこういうところだ。

俺はすぐに村人と仲良くなり、 色々な噂話を聞くようになった。

…忌み子?

村人

あぁ。そうだ。
今は山奥で監禁している。

どこで忌み子だと?

村人

簡単な事だ。

村人

あいつらは、人殺しをしたんだ。

…人、殺し?

村人

あぁ。ジュソシ?だなんだと言ってな。

…その子達の元に連れて行って貰えますか?

村人

…何故?

俺なら、…意味がわかるかもしれない。

村人

…わかった。

あぁ…一発で当たるとは…

こんなにも嬉しいことは無い。

村人

ここだ。

…なるほど。

すみません。2人にしてくれませんか?

村人

わかった。十分に気をつけろ。

はい。もちろんです。

村人が出ていったのを確認し、 俺は女の子に話しかけた。

こんにちわお嬢さん。
お名前は?

…、りん、

見るからに、体には傷跡があった。 村人にやられたのか? 目を合わせようとしない。

おにーさん、も…私のこと、虐め、にきたの?

ううん。その逆。

…ぇ、?

あのねりんちゃん。
俺は君を助ける。
その代わり…、

俺の仲間になってくれないかな。

…うん、うん…!

よし。
じゃあ…君の術式を教えて?

術式…?

そう。
君は、呪詛師を殺してくれたんでしょ?
それに使った術式。

…、私は、人の血液を、操れるの。
それで、血液を流れない、ように…

…十分すぎる…。

その後は、りんちゃんを牢から出し、 火の精霊を使い、村を全焼させた。

村人

ぅ"…、

まだ生きてたのか。

痛いよね。
俺がトドメを刺してあげる。

村人

お、前…っ、名前、は…?
呪って、やるっ、…

はっ、(笑
呪う?お前らただの人間如きが?俺を?(笑

笑わせるな。

…でも、そうだな。俺の名前…、

…、覚えておけ。
俺の名前は…『悟』。

じゃ、来世でな。

俺は氷精霊で、喉を一突きし、トドメを刺してやった。

あの女の子は、『山火事で生き残った子』として、警察に預けておいた。

あぁ、…楽しい…。

そうだ、俺の人生には、娯楽がなかった。 いい。とてもいい…!!

とはいいつつも、俺の術式は呪詛師向きじゃない… 人でも殺すか?

あぁ、そうだ。 呪術師を殺せば。

好きで 、 きらいで 。

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