煩わしさを拭い去るようにズボン、そして下着を脱ぎ捨てる。
露わになった下半身にはようやく解放されたとばかりに男性器が熱を帯びていた。
カナタの華奢な臀部に入りきるか。
ゾーヤはもはやそんなことなど気にしていなかった。
ゾーヤ
言うが早いか、その聖剣でカナタを貫いた。
カナタ
ズプッ♡ズプッ♡
少しずつ、されど確かに。ゾーヤがカナタの中を侵攻していく。
カナタ
シーツをギュッと掴み、唇を噤む。
カナタ
立ち昇る声を逃すように息を吐く。
ゾーヤ
宝物を扱うように、優しく。カナタの体内を噛み締めるように巡る。
そして
二人の体は一つとなった。
ピッタリと重なり合った体。共鳴する息遣い
男性器と臀部が磁石のように引き合い、架け橋となって二人を繋ぎ止める。
ゾーヤ
ゾーヤ
カナタ
今更拒みはしない。それどころか、カナタはどこか待ち侘びているようであった。
ゾーヤは恍惚とした笑みを浮かべ、ゆっくりと腰を振り、ピストン運動を開始する。
カナタ
もはや、制御などできまい。
パンッ♡パンッ♡
弾けるように肌がぶつかり合い、ビートを刻む。
カナタ
速度が増す度に声も甘さを増していく。
ズチュン♡
カナタ
スナイパーのように狙いを定めて、前立腺を突く。
ゾーヤ
ゾーヤ
正確な太刀筋で的確にカナタの弱点を突く。
カナタ
カナタ
回らない呂律でなんとか言ってのけるものの、それはむしろ「そこがいい」と言っているのと同義であった。
ゾーヤ
ゴリッ♡ゴリッ♡
ゾーヤの腰はもう止まらない。
固く、熱を帯びたそれはカナタの中で何度も七曲がる。
カナタ
お互いの名を呼び合って、お互いを求め合って
ゾーヤ
ゾーヤ
ゾーヤ
ドクドクと、カナタの体内に温もりとともに白濁が流れ出す。
カナタ
カナタの中がゾーヤで満たされていく。
脱力した二人は寄り添い合って静かに目を閉じる。
甘い息遣いだけが部屋に響き渡っていた。
コメント
3件
カナタ君とゾーヤ君ヤっちゃいましたね。ここまでヤっちゃったのならゾーヤ君は責任を持たないといけませんね。最高にえちえちなゾヤカナをありがとうございます
遂にやっちゃいましたね。今回の話をずっと待ってました。2人ともかわいい声出して、カナタくんもゾーヤくんも気持ち良さそうでよかったです。これからどういう展開になるかも楽しみです。