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すきです え、めちゃくちゃすきです 本人は無自覚なんだろうけど、ずっと好きっていう気持ちを直球で伝える伊織君がもう可愛いしかっこいいです!!! 拓海さんの気付いたら伊織君のことを考えてるっていうところもほんとにすきです もう付き合えよぉぉ! お幸せに!!!
離れているほど想いが募る、って本当ですね…!!💭 大好きなゲームをしているはずなのに、 気づけば伊織くんのことばかり考えてしまっている拓海さんが なんだかもどかしいです😳 急激には変化しない穏やかな関係が とても素敵でした…!✨
ピュアすぎて沸いたし泣いた(行動がうるさい) 当たり前のように「ぼくを選んだらいいと思う」って言った伊織くんに色々貫かれた… ありがとうございます(((
伊織
拓海
伊織
拓海
拓海
伊織
拓海
家と大学とバイト先を往復する味気無い毎日
…………は、遠い昔のことだ。
俺は今、たまに遊びに来る小学生と肩を並べて課題に取り組んでいる。 (小学生は算数の宿題)
何がアレって俺の隣にいるのがロリじゃないことと
小学生(12歳)から猛アタックされていることだ。
俺はロリが好きだ。とてつもなく好きだ。ロリにしか興味が無い。
大学生が女児を好む____傍から見れば可笑しく見えるかもしれない。
だけど俺は、「流行ってるから」って理由だけでよく知りもしないくせに全てを肯定する奴らの方が可笑しく見える。
趣味嗜好くらい自分に合わせたい。 俺はロリが好きなことを恥だとは思わない。
___「その日」も俺が毎朝チェックしてる[今日のろりぃた☆占い]で
[困っているお友だちに親切にしてあげると いいコトあるかも☆]、と出たのでそれに従ったまでだ。
大学の帰り、19時前だったか、俺がボロアパートに帰ると隣の部屋の前で男の子が膝を抱えて座っていた。
男の子の横には黒いランドセルが置いてあった。
鍵を忘れたとかで家に入れないのだろう。 占いに従い、俺は努めて優しい声でそう訊ねると男の子は小さく頷いた。
聞けば男の子の両親は男の子が学校に行っている間に、小学1年生の妹を連れて外食しているらしい。 男の子はまだ夕食を食べていない。
他意は無い。俺は占いに従ったまでだ。 俺は男の子を家に上げレトルトカレーを作った。
それが男の子____伊織との出会いだ。
伊織は父子家庭で育った。しかし伊織が小学5年の時父親が事故を起こして人を死なせてしまった。
父親は刑務所行き。伊織は親戚中をたらい回しにされて今は俺の隣に住んでいる。
伊織を置いて外食に行くくらいだ。居心地は良くないだろう。「人殺しの息子」として学校でも孤立しているようだ。
俺が不純な動機で作ったレトルトカレーを涙を流しながら食ってた。 取るに足りない俺の「優しさ」が
伊織の何かに火をつけたらしい。
ロリにしか興味の無い俺は12歳男子に溺愛されてる。
伊織
拓海
パソコンを操作している俺の左腕に伊織が密着してくる。 ……操作しづらい
余計な体力を消費したく無いので引き剥がすことはしないけど。
伊織
拓海
伊織
拓海
伊織
拓海
拓海
伊織
拓海
___出会ってから3ヶ月。 伊織は毎日自分の家の前で俺の帰りを待つようになった。
もう本当に何時間でも待っているので こちらとしても無視はしづらい。
時間と気持ちに余裕がある日は伊織を家に上げて、宿題(俺は大学の課題)したり時々夕食を食べたりする。
それだけだったら別に問題は無い。 だけど厄介な点が2つ出て来た。
1つは 冗談とかでは無く伊織が俺を「友達以上」として見ていることだ。 この前なんか「合鍵を作りたい」とか真剣な顔で言われた。
もう1つは 俺が愛してやまないロリの魅力を伊織が全く理解してくれないこと!!
今もローリエちゃんとロリポップちゃんの魅力を説明してあげてるのに、温度の低い視線しか返って来ない。 ……て言うか くっつくな。離れろ。
拓海
伊織
拓海
拓海
伊織
拓海
伊織
拓海
拓海
伊織
拓海
やべえ本気で泣きそう… なんて酷いことを言うんだ…
これだから三次元は嫌いだ。 みんなきらいロリいがい だいっきらい。
たった1日伊織が遠くに行くからって絶対に寂しい思いはしない。 待ってろロリ!!
拓海くんへ
拓海くんが さみしくないように手紙を書いてあげたよ。これで ぼくのこと思い出してね。
いつもぼくと遊んでくれてありがとう。拓海くんと遊んでる時が一番楽しいし いやな事も忘れられる。拓海くん好き!!
ローリエとロリポップどっち選んだか後で教えてね。 おみやげ いっぱい買って来るから
また ぼくと遊んでください。
ついしん 毎朝拓海くんの みそ汁作ってあげる! 伊織
___って言うおかしな手紙がドアに挟まっていた。
だから俺は寂しくねえんだよ
___しかし。 俺は ふと気づく。
おそらく学校でも孤立している あいつはクラスの奴らと一晩どう過ごすんだろう。
「1日の我慢だよ」 「さみしくないように手紙を書いて…… あいつは そう言って(書いて)たけど
あれは本当に俺に向けての言葉か…?
いや馬鹿馬鹿しい。 せっかく1日フリーだってのに。
大学もバイトも全部このゲームをする為に頑張って来たんだ。 ゲームをやろう。待ってろロリ。
___パートナーはローリエちゃんを選んだ。 俺の大好物のカレーを作ってくれるからだ。
決して伊織とレトルトカレーを食べたことを思い出したからでは無い。
今日1日伊織は来ない。一緒に宿題をすることも夕食を食べることも無い。 心おきなくゲーム出来る。
風邪を引いた主人公をローリエちゃんが看病する。
……ゲームを買う資金集めの為、無茶なシフトを組みぶっ倒れたことがある。
いつものように俺の帰りを待っていた伊織は、俺の様子を見てさすがに「遊ぼう」とは言わなかった。
しかし小一時間後、インターホンが鳴った。 すりおろしたリンゴとお粥を持った伊織が立っていた。
食欲は そんなに無かったけど、絆創膏だらけの伊織の手を見たら「いらない」とは言えなかった。
食べ始めると今度は残すのが申し訳なく思い結局完食した……____
ローリエちゃんがカレーを作ってくれる(ローリエ入り)
伊織は遊びに来たついでに夕食を食べて帰ることがある。その日も作り置きしたカレーを食べることになった。
激辛だったので気が引けたが、伊織は「拓海くんと同じのがいい」の一点張りだったので激辛を出した。
伊織は2口食べるのに水を3杯飲み涙目になってスプーンを運んでいたので、結局甘口のカレーを買って作り直した……_____
伊織の宿題を俺が見てやったこともあった。
再放送の推理ドラマを伊織と見たこともあった。
伊織が 伊織と 伊織と伊織と_______…
俺はローリエちゃんと楽しい思い出を築きたいのに、伊織との出来事が連続で再生されていく。
画面の向こうでローリエちゃんが何か言ってる気がするけど全然頭に入って来ない。
狭くてボロい俺の部屋が、安らぎの場であるはずの部屋が、知らない場所のように感じる。
これが本来の俺の暮らしなのにどうしたと言うのだろう。
ただ時々遊びに来る伊織が遠くに行っただけ。 伊織と出会う前の日常に戻っただけ。
伊織の、いない日常………… ………………あいつ今何してるんだろう。
好きでもないのに好きなフリをする。 好きなのに嫌いなフリをする。
そんな風に生きたくない。はずだった。
自分の「好き」に正直でいる。 それが俺の生き方のはずだ。
ああああああああっ!もおおおおおおおおおおおおおおおっ!!
伊織
拓海
伊織
拓海
結局1日フリーの日は全然ゲームに集中出来なかったのでカレー作ったりしてた。
作りすぎたカレーは伊織も処理を手伝ってくれると言うので………しばらくは密着して来ても何も言わないことにしよう。
俺はロリが好きだ。
伊織と過ごすこの時間も好きだ。
相変わらず俺のロリ愛は伝わらないけど
俺は自分の「好き」を貫いて行く。