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氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
疲れてたって言えば被害者ぶってる
正直ストレスは溜まってた
親というモンスターから逃れることばかり
勉強は頭に入ってこず、好きな事がなくなった
友達はそれなりにおるけど気を許せる子はおらん
そんな毎日を過ごしてた時やった
授業をサボって使われてなかった音楽室に足を踏み入れた時
耳に届いた音色に心を奪われた
糸師 凛
綺麗な顔立ちの黒髪の男子生徒
あまり見かけない顔だ
座っているけど立ったら身長はありそう
上の学年?
糸師 凛
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
男の子はネクタイをしていなかった
理由を聞いてもはぐらかす
もう何分経ったやろうか
ここでは自分が素でいられる気がする
気のせいやろうか
氷織 羊
糸師 凛
急に彼は俺の肩を掴んだ
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
学年指導の教師
学年指導の教師
学年指導の教師
落ち着いていた
先生の冷静な声には怒りが込められていた
もし彼が僕を庇って自ら教室を出て行ったのなら。
糸師 凛
学年指導の教師
学年指導の教師
糸師 凛
学年指導の教師
学年指導の教師
学年指導の教師
学年指導の教師
学年指導の教師
糸師 凛
先生が階段を降り始めたのを確認すると
僕は行こうとする凛くんの背中に話しかけた
氷織 羊
勘違いでもいい、自意識過剰でもいい
君が泣いてる気がした
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
糸師 凛
彼は少しだけ微笑んで行ってしまった
急に静かになった音楽室の床にしゃがみ込む
なんで今になってこんなに暑くなるんだろう
この想いは、消さないといけないのに
潔 世一
潔 世一
蜂楽 廻
蜂楽 廻
氷織 羊
氷織 羊
潔 世一
氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
蜂楽 廻
蜂楽 廻
氷織 羊
氷織 羊
なんでもない、大丈夫。
暑いのは多分夏のせい
でも、頭から離れないのはなんでや
気づきたくないことに気づき始める
潔 世一
いち
いち
いち
いち
いち
いち
いち
いち
次回「恋は盲目に」