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潔 世一
潔 世一
氷織 羊
潔 世一
潔 世一
氷織 羊
潔くんが走って教室から出て行く。
夕日のせいで真っ赤に染まった教室。
夏にしては日が暮れるのが早い。
氷織 羊
あれから会いたい衝動が抑えられず
休み時間の度に彼のことを探した
知り合いの後輩から聞いて教室にも行ってみた
でもここ数週間休んでいるらしい
氷織 羊
潔 世一
潔 世一
氷織 羊
氷織 羊
潔 世一
氷織 羊
潔 世一
潔 世一
氷織 羊
潔 世一
氷織 羊
氷織 羊
潔 世一
潔 世一
潔 世一
氷織 羊
潔 世一
潔 世一
氷織 羊
正直分からなくなっていた
自分の気持ちがなんなのか
なんで彼は学校に来てないのか
もう3週間は経つだろうか、
学校に行けば会えるかもしれない
今日こそは、明日こそは、そうやって前向きに考えるのも疲れた
でも諦められない
諦めたくない自分がいることも事実
これは…なんの感情なんだろう
氷織 羊
潔 世一
氷織 羊
蜂楽 廻
このままでもいい気がする
もともと赤の他人だ。
執着する理由がないんだから、諦めよう
そう決意した時
氷織 羊
氷織 羊
潔 世一
蜂楽 廻
蜂楽 廻
潔 世一
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
会えた、もう会えないと思ってたのに
やっと…やっとお礼ができる…
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
冷たく威圧感のある声
鋭く睨みつけて僕のことを離してはくれない
確かに同一人物だった
長いまつ毛、綺麗な青い目、色白な肌
美しさを感じる彼の力強い言葉に何も言い返せない
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
言葉が出ない
足が震えて動けない
無理矢理足に力を入れて離れて行く彼の背中を追う
無理に立たせた足がもつれ、前に倒れる
潔 世一
床に体が着く前に潔が僕の体を支えた
氷織 羊
潔 世一
氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
潔 世一
潔 世一
潔 世一
潔くんが真っ直ぐに見つめる
その視線に写った僕は弱々しい顔をしていた
初恋はこんな形で終わるんだと知った
羊の母
氷織 羊
氷織 羊
羊の母
羊の母
母の声は少しだけ嬉しそうに聞こえた
僕の家は両親の仲が終わってた
幼少期から両親が見ているのは自分ではなかった
自分の足だった
世界一になる為の大切な道具
両親の直接的な愛を感じた瞬間に覚えがない
氷織 羊
羊の母
氷織 羊
羊の母
羊の母
…そう思うんやったら駆け付けてよ
心配なら今すぐ料理を止めてこっちを見て
僕は、あんたの道具やないんやったらさ
ちゃんと、見せてや
氷織 羊
氷織 羊
羊の母
羊の母
氷織 羊
なんで、怒らないんだろう
怒れないんだろう
なんで、泣けないんだろう
氷織 羊
氷織 羊
凪 誠士郎
凪 誠士郎
氷織 羊
氷織 羊
凪 誠士郎
最近は夜遅くまでDiscordを繋いでゲームをしている
それが最近の日課になっていた
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
凪 誠士郎
凪 誠士郎
氷織 羊
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
凪 誠士郎
凪 誠士郎
凪 誠士郎
凪 誠士郎
凪 誠士郎
凪 誠士郎
???
凪 誠士郎
???
モテる子だったよ
バレンタインなんか玲王と並ぶくらいに貰ってた
玲王?
うん、学校の友達
御影玲王って人
それって言っても大丈夫?笑
もうみんな知ってるよ。御影コーポレーションの
あー、御影コーポレーションって…めっちゃ大手じゃん
らしいね
凪 誠士郎
???
凪 誠士郎
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
凪 誠士郎
"京都に行くって言ってたよーな"
氷織 羊
凪 誠士郎
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
凪 誠士郎
糸師凛
氷織 羊
潔 世一
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
凪 誠士郎
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
僕に気づくと凛は冷たく睨み保健室の扉に手をかけた
そのまま無視して保健室に入る凛
その後を追って入るも誰も居なかった
糸師 凛
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
僕が名前を叫ぶと同時に凛に壁に押し付けられる
目の前に居るのに遠い
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
凛の唇が確かに触れようとしていた
それでも埋まらない空白が寂しい
なんで、変わってしまったんや
あの日の君と今の君、どっちが本物なんや
氷織 羊
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
蜂楽 廻
氷織 羊
僕の言葉に凛が少しだけ反応を見せた
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
2人の見つ合う時間が続いていた
どうして、潔くんの異常な冷静さに気づけなかった?
潔 世一
信じてた訳やないけど、
でも、この辛さが収まらないんや