No.11
俺は十亀さんと別れてから湊に話しに行った。
湊
水輝
湊
湊
水輝
湊
水輝
水輝
湊
水輝
水輝
湊
水輝
湊
水輝
湊
水輝
湊が目をそらした。
水輝
水輝
湊
水輝
湊
俺は湊の頭を撫でた。
水輝
湊
次の日、虐めっ子達は居なくなっていた。
もう目を覚まして学校にでも行ってるのだろう。
いじめっ子達は学校にこの事を言うのだろうか。
もし言ったとしても、俺はもう退学してるから学校側は何もしないだろう。 (そういう設定にさせてください)
水輝
水輝
集合時間5分を過ぎている。
水輝
水輝
水輝
水輝
十亀
帰ろうとしたその時、十亀さんが走ってきた。
水輝
水輝
十亀
十亀
俺達は歩き出した。
水輝
十亀
本当なのか...と少し疑った。
水輝
水輝
十亀
十亀
水輝
十亀
話によると、十亀さんも獅子頭連に入ってからあまり経ってないらしい。
十亀
水輝
なんやかんやで十亀さんがいる街に来た。
ちゃんとマンションにも住めることになった。
十亀
十亀
水輝
十亀さんが家から出た。
水輝
ごろんとベットに寝転がった。
水輝
水輝
その後は獅子頭連に行って男と嘘をついて、本当は女ということを隠してきた。
十亀さんがきっかけで、俺は私を曲げて獅子頭連に入った。
獅子頭連に入るまでは、周りになんと言われようとも、“ 男の子が好きな物が好きな女の子 ”だったけど、もうやめて男の子って事にした。
そっちの方が楽だった。
時々思う。俺が最初から男に産まれれば良かったと。
湊
湊
水輝
獅子頭連のメンバー
獅子頭連のメンバー
水輝
桜
水輝は頭を抱えた。
湊
水輝
湊
湊
湊
水輝
湊
桜
湊
湊
水輝
湊
湊
水輝
湊は水輝の顔を思いっきり殴った。
水輝
水輝は倒れ、意識が朦朧としていた。
私は、まるで暗闇をさ迷っているようだった。
何も無い、ただただ暗い中を歩いているようだった。
自分が見つからない。
自分が分からなかった。
自分らしくいることが出来なくて、嘘で自分を埋めている内に、周りがなんにも見えなくなった。
ふと前を見たら、だんだんと光が近づいていた。
湊
気づけば、君はそこにいた。
君は輝いていた。
眩しかった。
湊
君が手を差し伸べる。
私は、迷わず手をとった。
千夏
湊
湊
千夏
君に手を引っ張られて歩いていると、獅子頭連、風鈴の人たちが見えた。
私は周りを見渡した。
私は映画館にいた。
全身が痛い。意識が飛びそうだ。
光が眩しい。
横を向いてみれば、獅子頭連の人達、風鈴の人たちが私と湊を見ていた。
千夏
湊
私は前の席に座っていた桜を見た。
桜
千夏
千夏は微笑んだ。
桜
千夏
千夏
千夏は意識を失った。
獅子頭連のメンバー
獅子頭連のメンバー
獅子頭連のメンバー
獅子頭連のメンバー
十亀
十亀
兎耳山
兎耳山
獅子頭連のメンバー
十亀
十亀
兎耳山
十亀
十亀がゆっくりとステージに立って千夏のスカジャンを掴んだ。
すると、湊が鋭い目つきで十亀を睨む。
それを見て十亀がため息をついた。
十亀が優しく両手で千夏を持ってステージを降りた。
湊がステージを降りた。
十亀が千夏を自分が座ってた席の横に置き、千夏の前にしゃがむ。
千夏は意識が戻り、目を開けて起き上がろうとする。
十亀
十亀
千夏
千夏が体の動きを一瞬止めた。
千夏
湊が席に戻る。
湊
梅宮
梅宮
湊
梅宮
湊
湊
梅宮がにっと微笑む。
杉下が湊を睨んだ。
湊
杉下は満足そうな顔で頷いた。
湊は桜の方を向く。
桜
湊
桜
湊
桜
桜
桜
楡井
蘇枋
桜
湊
桜
梅宮
柊
兎耳山
桜
桜が立ち上がるが、離れた所にいた佐狐が立ち上がった。
桜
そして柊を指さす。
桜
柊
桜
桜
楡井
柊
柊
十亀
桜
柊
柊
桜
柊
柊
桜
桜
桜
楡井
蘇枋
梅宮
梅宮
兎耳山
佐狐がお辞儀をする。
十亀
十亀
十亀
佐狐は無言でステージを上がって行った。
十亀
兎耳山
兎耳山
兎耳山
次回は兎耳山さんと梅宮さんの喧嘩の終わりまで飛ばします 見たかった方はごめんなさい...
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