No.12
桜side
梅宮
梅宮
梅宮
兎耳山
梅宮
梅宮
梅宮がポケットに手を入れる。
梅宮
梅宮
梅宮があんぱんを取り出して差し出す。
梅宮
柊
兎耳山
兎耳山がパンを受け取る。
梅宮
兎耳山
桜達が帰ろうと歩き出す。
桜はちょっと振り返った。
十亀と目が合った。
桜
桜が梅宮達の方を向き、照れくさそうに手を振りながら歩き出した。
梅宮
兎耳山
梅宮達が見えなくなり、兎耳山は振っていた手を下ろす。
兎耳山
十亀
兎耳山
十亀
兎耳山
兎耳山
十亀
兎耳山
兎耳山
兎耳山
兎耳山
兎耳山
十亀が兎耳山が持っていたあんぱんを優しく取り、半分に分けた。
十亀
十亀
十亀
十亀
十亀
十亀が分けたあんぱんの半分を兎耳山に渡した。
十亀
兎耳山
2人はあんぱんを食べ始める。
兎耳山
十亀
兎耳山
兎耳山
兎耳山
十亀
十亀が俯き、涙を流した。
兎耳山
兎耳山が空を見上げる。
兎耳山
十亀も同じように空を見上げる。
影に入っていた十亀の顔が、光に照らされる。
十亀
十亀
おかえり...と十亀が心の中で呟いた。
十亀
兎耳山
十亀
兎耳山
兎耳山
2人は手を振った。
十亀が歩き出した。
兎耳山
兎耳山はオリに戻った。
オリの後ろ
千夏side
千夏
私、どうなるんだろ。
獅子頭連を抜けさせられるかな。
けど、兎耳山さんと十亀さん和解したみたいだし...
あ、獅子頭連抜けたらどうしよう。
この街...出ようかなぁ。
十亀
千夏
十亀さんが来た。
十亀さんの顔...優しくなってる。
十亀さんが私の横に座る。
十亀
千夏
少し沈黙が続いた。
十亀
十亀
千夏
十亀
千夏
十亀
千夏
俯いていた顔を上げると、十亀さんは悲しそうな顔をしていた。
十亀
十亀
千夏
十亀
十亀が千夏の頬に手を当てる。
十亀
十亀
十亀
十亀
千夏
十亀
千夏
千夏
十亀が首を振る。
十亀
十亀
千夏
千夏が自分の頬に当てていた十亀の手をギュッと握る。
千夏
千夏
千夏
十亀
千夏
千夏
千夏
千夏
十亀
私はぎゅっと十亀さんを抱きしめた。
十亀さんも抱きしめた。
千夏
十亀
千夏
十亀
少しして、私たちはオリに戻った。
兎耳山
十亀
千夏
獅子頭連のメンバー
獅子頭連のメンバー
十亀
私と十亀さん、兎耳山も、さっきの会話や私の事、今後の獅子頭連について沢山話した。
コメント
1件