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次の日
〇〇
糸師冴
〇〇
糸師冴
〇〇
冴くんが告白まがいなことを言ってから
1週間経ちました
智美
〇〇
智美
糸師冴
〇〇
冴くんを睨んでみたけど微笑まれて
全く効果をなさなかった
〇〇
人がやってくる気配がする
百合
〇〇
智美
智美が私の前に来る
智美
智美
百合
百合
〇〇
〇〇
智美
通りすがりに聞こえた声
百合
〇〇
百合
楽しそうな顔で見る彼女を背に その場を離れた
あの子は 百合 私の彼氏をいつもかっさらっていく 元彼もそうだった いつも””あの子””がいた どうやら私に執着しているようだ 前は苛立ちが湧いてきていたが 今は冷静になっている
智美
〇〇
幸いにも今私には彼氏がいない
が
頭に思い浮かんだのは冴くんの事だった
まぁ付き合ってない私が何かを言える 立場じゃないし
でももしとられたら___?
〇〇
智美
自分では気づかなかったが
とても青ざめた表情をしていた
ー昼休みー
勢いよく屋上の扉を開ける
〇〇
糸師冴
糸師冴
酷く驚いた顔をする
〇〇
周りを見渡す
あの子の姿がないことに安堵する
糸師冴
〇〇
糸師冴
〇〇
〇〇
〇〇
糸師冴
糸師冴
糸師冴
〇〇
糸師冴
〇〇
〇〇
ほんとに?
心配かけたらダメだ
考えが変わるかもしれない
言わない方がいい
冴くんだって人間だよ
私の中だけで留めておこう
その時、屋上の扉が開く
百合
百合
百合
ヒュッと呼吸が乱れる
〇〇
百合
くるっと彼女は振り返る
百合
ニヤッと口角を上げ意地悪そうに笑う
糸師冴
百合
百合
糸師冴
冴くんは私の手を握るとそのまま引っ張る
糸師冴
〇〇
百合
階段を降りるカツカツという音が響く
〇〇
〇〇
〇〇
糸師冴
糸師冴
いつの間にか私の手は小刻みに震えていた
〇〇
その後の授業も
あまり集中力が出ず
私は
いつの間にか寝てしまった
夢を見た
あの子と冴くんが付き合う夢_
百合
百合
百合
〇〇
糸師冴
糸師冴
糸師冴
冷淡にそういい冷たい目を見せる冴くんは
どんな人よりもこわかった
〇〇
百合
百合
百合
百合
百合
〇〇
おねがい
やめて
いかないで
いやだ
1人にしないで
早く覚めて
さえくん、
さえくん
冴くん…っ!!!
〇〇
〇〇
気がつくと下校時間を過ぎていた
目からは涙が出ていた
〇〇
外に出て最初に見た光景は
百合が冴くんの腕に手を回し 一緒にいる所だった