ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
そう? って言いながら 優しく笑うウンソクさんに
僕はどうしても聞きたくなった 自滅するとわかっていても
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソクさんは僕をじっと見つめる
その目線がとても甘くて、ドキドキする
思わず目を逸らすとウンソクさんは笑った
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
あ、うまくごまかされた。 聞いてるのは僕なのに
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウンソクさんの笑顔は時々 家族への愛情みたいな 恋愛的じゃない深い愛を感じる
僕の勝手な思い込み
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
いろいろ構いすぎるんだよね、と ウンソクさんは照れくさそうに言う
僕はむしろお世話されたいタイプ だからちょうどいい、なんてね
もちろん言えない
はぐらかされたままいろんな話 学校のことや友達のこと
さっきまで一緒にいたダンス仲間 また行こうねって約束
そろそろ帰らないと 家族が心配するから、と 子供じゃないのにウンソクさんは言って
ただの心配と受け取ればいいのに 僕ははぐらかされた返事の理由だと また勝手に思い込む
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウンソク
でも、あの日 綺麗な人と一緒にいた
まだ僕はあなたの世界にいなかったから 見られてないことになってるのかな
遊び人のやり口だ ……しょうがない
ウォンビン
ウンソク
ふーっ、と大きくため息をついて 僕をまっすぐに見つめる
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
それくらい、っていう言い方が ちょっといやだった 清廉潔白を求めてはいないけど
恋人には誠実な人でいて欲しい でも誰かのものだったら僕の恋は
叶わない
誰かのものじゃなくても 相手が男なんてありえないだろう
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
大きな目で何も言わず僕を見つめる 何を考えているのかわからない
何か言いたげに唇がわずかに開く
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
ウォンビン
ウンソク
少しだけ寂しそうに見えるのは 僕の気のせい、だろうか
ウォンビン
ウォンビン
ウォンビン
ウォンビン
深々と頭を下げて 驚いた顔のウンソクさんから 逃れる
コンビニの近くまで戻ってから 服を借りたままだと、気づいた
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