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…………!
s…く…!
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ガラガラガラッ
先生
窓から差し込む光が気持ちよく、また眠りについてしまいそうだ。
それでも俺は自然とmkちゃんの方を向いていた。
俺は昔からmkちゃんが好きだ。 なんて、自信を持って言えるのは心の中だけ。 口には出すことができないが、いつからか俺は恋愛的に好きという感情をmkちゃんに抱いていた。 光に当てられまるで輝く金髪。 可愛らしいあの顔。 優しさのある声。 すべてが俺は好きだった。 でもわかってる。 mkちゃんはきっと俺に恋愛的な好意はない。 だからこそ辛かった。 こうやってのんびり過ごしている間に、mkちゃんと会えなくなる卒業が近くなっていると思うと、なんだか胸がぎゅっとした。
先生
mk
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この笑顔もいつかは見れなくなるのかな、
なんて考えることしかできない自分に苛立ちを持った。
用具を持ち、二人で廊下へと足を運ぶ。
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廊下に響き渡る可愛らしい声。 彼はよく俺の恋愛相談に乗ってくれるksちゃん。 遠くから元気に手を振っている姿が見える。
nt
ガシッ(腕を掴む)
ks
グイッ ギュッ(自分の方に引き寄せバックハグ)
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ks
ksちゃんに抱きついているのはnっちゃん。 ksちゃんの好きな人。 ksちゃんもきっとああいうところに惚れたんだろうな…
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mk
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歩いてきた彼はirちゃん。 nっちゃんと仲がいいんだけど、1人いない…
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急いできたのはlalan。 irちゃんのことが好きで、よくlalanにも恋愛相談に乗ってもらっている。
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lalanはあんなにksちゃんにベタベタしてるけど、本人曰くあれは違う種類の好きらしい。
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廊下を速歩き程度の速さで進み、 そそくさと移動先の教室へ向かった。
一気に飛ばして昼休み
ガチャッ
俺たちが一番早かったみたいで、扉を開けた先には誰一人として人はいなかった。
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そう言い、屋上の端に座ると、
ガチャッ
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lalanたちが来た。 流れるように扉を締め、振り返ろううとしていたところにやってきたのは、
バンッッッ
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ks
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lalanの顔に扉が当たり、よく見ると鼻血まで出ていた。
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そう言い、lalanたちは保健室へ行った。 内心すごい心配で行ってあげたいけど、irちゃんに来るなと言われるだろうと思い、立たずに弁当箱を開けた。
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あれ、今、照れた?
そんなありえないはずの期待をしながらも、mkちゃんの弁当箱を覗く。
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さっきの期待をしながら、勇気を出す。
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ks
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ks
ksちゃん、ナイス!
そう思いながら、口を開く。
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…流石に引かれたかな、
そう思い、mkちゃんの方を見ると、
mk
顔を真っ赤にしていた。
つられて俺も顔を赤くしてしまったが、正直とても嬉しかった。
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すると、mkちゃんは自分の箸で卵焼きを取り、ふー、ふーと一生懸命息を吹きかけてくれている。 そんな姿が可愛らしくて、見惚れてしまう。
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その卵焼きをこっちに近づけ、仕返しと言わんばかりにあ〜んをされる。 さっきよりも自分の顔が赤くなっているのが、見なくてもわかる。
mk
コテンッと首を傾げながらこっちを見るmkちゃんは可愛らしくて仕方がなかった。
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mk
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mkちゃんはほっと一息つくと、弁当を食べ進める。顔を眺めているだけなのに、なんだか頬が赤くなる。
久しぶりに二人っきりになって、こんなにも幸せな生活がずっと続けばいいのに。
なんて、自分からその生活を壊すようなセリフを吐きたくなる。 空気を読み、二人っきりにしてくれたksちゃんには感謝しかないし、きっとあっちも幸せになってくれているだろうと、願うばかりだった。
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コメント
2件
素敵な作品ですね! ぜひ、irlaとntksも書いて欲しいです!