るな
ゆあん
ふふっ♪ そうです! クリームパンは立派なデザートなんですっ‼︎! るなが机の上に広げた、弁当箱とクリームパンをゆあんくんが見下ろしてくるから、私はそんなゆあんくんを見上げて笑った。
ゆあん
るな
ゆあんくんの視線がクリームパンから私に移って目が合うと、なぜか右手で口元を覆った。ん?どうしたんだろう?
ゆあん
るな
"ごめん''だなんて… 何かと気にかけて、私に話しかけてくれる人って、ゆあんくんぐらいしかいないので るながぼっちだから、気にかけてくれてるのかなぁ… ゆあんくんって、優しいよね、 うんうん。
ゆあん
とりあえず今はご飯っ♪ご飯っ♪ るなはお腹ペコペコなのだぁ〜! ゆあんくんが教室から出て行く、その後ろ姿を見送って、お箸を持ってご飯を食べる。
女子生徒
るな
卵焼きおいしい〜! 幸せ… ♡
るな
女子生徒
るな
急に大きな声がして、いきなり肩を強く掴まれた。 何? びっくりして、卵焼きが喉に詰まりそうになる。
女子生徒
るな
女子生徒
るな
女子生徒
るな
びっくりした… 私に声かけてくれる人なんて、ほんとゆあんくんぐらいだから。 って、そんなこと思ってると、
女子生徒
そう、女の子に言われた。 今までしゃべったこともないような、クラスメイトの女の子なんだけど… 私に話?
るな
女子生徒
るな
女子生徒
女子生徒
そう言われても…お弁当… っていうか、 なんでわざわざ場所を変えるんだろう? …………………… Σはっ‼︎ もしかして…ここでは話せない内容ってこと? こ、恋バナってやつなのか…⁉︎ そうなのか⁉︎ え、でもなんで私に? は、私、恋なんてしたことない…よ? 私なんかでいいのかなぁ? でも、せっかく話しかけてくれたんだし、
るな
そう言って、椅子から立ち上がると、そのまま3人に挟まれるようにして教室を出て行った
* * *
とりあえず、女の子たちについてきたんだけど…
るな
2階から3階へと階段上がってきたけど… 思わず足を止めてしまった。 だって、 前を歩く1人の女の子がさらに上… 屋上へ続く階段上がろうとするから。 屋上って…立ち入り禁止じゃない?
女子生徒
るな
女子生徒
るな
るな
ドンッと背中を押されて、 とっさに足が出なくて、 そのまま階段に倒れ込むようにして、膝を強打した
女子生徒
女子生徒
ひ、膝がっ...膝がぁあああっ...ピィィィッ 痛すぎる(泣) どんくさい... いや、でも、本当にその通り。 昔からどんくさくて困ってるんですよ… って、 そんなことを思いながら、 ジンジンする膝を手のひらでさすっていると、
えと
って、 また、知らない女の子が声をかけてきた。 今日はよく声をかけられるなぁ。 わぁ。 しかも、かわいい女の子だぁ。
えと
女の子の目線がしゃがんで、膝を擦る私に向いて...
るな
言葉を返そうとすると
女子生徒
って、 先にクラスメイトの女の子が言葉を返してくれた なんで私が言おうとしたことがわかったんだろう? 超能力⁇ すご‼︎
女子生徒
えと
るな
女子生徒
るな
えと
どなたかご存知ありませんが、 優しいお気遣いありがとうございました、と 感謝の気持ちを込め、 声をかけてくれた女の子に向かい、ぺこっと頭を下げて… それから、 クラスメイトの3人の女の子に連れられて、 屋上へと上がっていった
るな
屋上の鍵を女の子たちが勝手に開けて、 屋上に出てきたんだけど… やっぱり…さすがに罪悪感。 先生に見つかったら、やばいんじゃ… それにお腹ペコペコだし 早くお話を終わらせて、教室に帰らなければ… !
女子生徒
るな
突然出てきた名前にびっくりする
女子生徒
るな
なぜかいきなりゆあんくんの話を振られたかと思えば 怒ったように、目を吊り上げた女の子が、 私の肩を思いっきり殴るようにつき飛ばしてきて… どんくさい、私はそのまま、 後ろに倒れて、ドンッ…と尻もちをついてしまった おしり〜‼︎ 痛あぁぁあああいっ(泣) お尻が割れる〜っ‼︎! って、 もう生まれた時から割れてたぁああああっ(泣)
女子生徒
女子生徒
るな
女子生徒
るな
女子生徒
るな
1人の女の子の足の裏が 床に座り込んでいる私の肩に触れると そのまま強い力で押すように蹴られた。 … え。け、蹴られた⁉︎ 蹴られて床に体が転がったことよりも、 蹴られた、と言うその事実にびっくりしたほうが強いい
女子生徒
女子生徒
女子生徒
倒れた体を何とか起こすと、 私の目の前に 蹴った女の子とは、別の女の子が歩み寄ってきて… そのまま、私の目の前で 私と目線を合わせるようにしゃがみ込んだ
女子生徒
るな
気づかなかったけど、 女の子は手にお茶の入ったペットボトルを持ってて… その蓋を開け 私の頭から、そのお茶をじょぼじょぼとかけてきた
るな
冷た……… え?えっ?? な、なんで…こんなこと…っ 何が起こってるのか 全然理解できなくて… 頭のてっぺんから身体へと伝え落ちてくるお茶の冷たさに 頭が真っ白になる
るな
女子生徒
女子生徒
るな
髪の毛の先から、ポタポタと お茶の雫が膝に落ちてくる 頭上で飛び交うのは 女の子3人の笑い声… どうして? 全然意味がわからなくて、 どうして?…そればかりが頭の中をぐるぐる回って 呆然としている時だった
バンッ‼︎‼︎‼︎!
と、 壊れる勢いで、屋上のドアが開いたかと思うと…
ゆあん
勢い良く開いたそのドアから 飛び出してきたのは
ゆあんくん,.........?
主
主
主
コメント
3件
すみません…あの塾の都合で金曜日に投稿できません。゚(゚´Д`゚)゚。 月曜日に2話ぐらい出す予定です。
♡250まで押しました! 続き今すぐに見たいくらいです! 楽しみにしてます😍✨️