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午後9時29分だよ❤
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というか今気づいたことがある。
夜ご飯を食べていないということに……
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そう思いながら俺はコンビニに向かう。
主
歩き始めて数十秒。近くの路地から誰かの声が聞こえた。
どうせ喧嘩だろ,そう思いその路地を通り過ぎようとした。
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一瞬自分の目を疑った。
だって……通り過ぎようとした路地には黒川が倒れているのだから。
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黒川は真っ青な顔をしてそう言ってきた。
そんなことを思っていたのもつかの間。
俺は誰かに引っ張られ,黒川のいる方向に倒れる。
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ギリギリのところで黒川が受け止めてくれたおかげで頭は打たなかったものの俺の目の前にはガタイのいい男が立っていた。
変態クン
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変態クン
ガタイの良いその人は俺に向かってこう言った。
変態クン
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いや待って待って待って……ど…ゆこと?
ur
黒川は俺の目の前に立ってそいつにこう言った。
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変態クン
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その瞬間,黒川はそいつに蹴りを入れた。
変態クン
そいつは倒れ,その隙に俺は黒川の手を引き、全速力で逃げる。
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俺が後ろを振り返った瞬間,視界が真っ暗になった。
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『黒川が俺に向かって倒れてきた』という状況を理解するまで数十秒かかったと思う。
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なんか……コイツ熱くね…?
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俺は黒川をおんぶし、俺の家に向かう。
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こういう時は無視が1番なんだよね…𐤔
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hr
ur
……なんか俺まで熱いんだけど……
少し後ろを振り返ると黒川の顔がすぐそこにあった。
詳しく言うと少し動くとキスできる距離。
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本当にこんな事で照れる俺が恥ずかしすぎる。
その時間だけは数分しか経っていないのに数時間経っているような気がした。
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そう言い俺は黒川をソファに降ろす。
ur
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この状況で……俺の心配するか?……
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俺は黒川に向かって体温計を差し出す。
まあ要するに熱を測れって言いたいわけ。
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黒川は黙って体温計を受け取り、熱を測りだす。
数十秒後,熱を測り終えた黒川が俺に体温計を渡してきた。
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俺はしばらく考えた後,ベットを指さす。
さすがに病人をソファで寝かすわけにもいかないし……
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黒川はベットに移動し,横たわる。
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俺がベットに着く頃には黒川は寝ていた。
俺は黒川の透き通った髪を撫で,冷えピタを貼る。
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なんだろう……懐かしい気分
昔……よく……俺が熱出して黒川に面倒見てもらってたっけ
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そんなことを考えてたらいつの間にか眠気が襲ってきた。
ベットで寝ないからこれ……明日腰終わるな。
そんなことを考えながら俺は眠りについた。
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